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問いを通して足るを知らされる

授業の中で、学習者から質問を受け、授業者である私がそれに応える、と言う時間を設けている。

質問の種類、内容はなんでもよい。

これまでに
・理科以外に得意な教科
・なぜ電気単元が好きなのか
といった教科に関する質問から始まり、

・おすすめの自動車メーカー
・海外に住むならどこに住みたいか
など、予想していないものまでさまざま出てきた。

生まれ変わったらどうしたいですか

今日はその一つに
「生まれ変わったらどうしたいですか」
があった。

一刹那考える。
新規性への指向性が高いから、全く違った人生を歩むかなともよぎったが、
現在の幸せを手に入れられないと考えると、今の状況を実現するように行動するだろうなと思い改める。

一人で過ごす未来もあったが

思い返してみると、妻と過ごしてきた時間が人生の半分に迫ろうとしている。
家族をもたないで生活していく選択は自分だけでできるが、家族をもつ生活は自分と相手と周囲の人の選択が重なり合っていることとわかる。
自分が今置かれている状況は一人だけでは実現できないのだ。

私にとっての「足るを知る」を捉え直す契機になった。
そんな実践、これは一体なんだ?

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