①どうやって、心を強く、こんな嫌なことばかりの世の中を生きなければならないのか、いまだにわからないことが多くて。

ふだん文章を書く仕事をしているので、職業柄かなり神経をつかって文章を書くことが多いからすごくつかれます。

ここでは頭の中に浮かんできたものをそのまま書こうと思います。

私は、26歳です。昨年、会社をやめて今はフリーランスとして仕事をしています。仕事の話は詳しくはしません。

幼い頃から感受性が豊か系の女の子で、いろんなことを感じ、空気を読み、いい子であることが正義でした。

社会人になったからも、仕事ができることや、完璧にこなすことがかっこいいと思い込み、毎日必死でした。

漫画「働きマン」に影響され、「30歳までに雑誌の編集長になる!」という無謀な夢を持ち、明らかに野望に満ち溢れて20代前半を過ごしました。仕事が大好きでした。

今後、詳しく書いていこうと思いますが、1社、2社と転職をし、2社目で自分に変化がありました。

頭は仕事がやりたくてしょうがないやる気に満ち溢れている。でも体が動かない、という状況です。朝は、自分の体の震えで起きることがだんだん多くなってきて、しまいには「行ってきます」の瞬間、力が抜け、玄関で座り込んでしまうようになりました。

働くことが生きがいだったのに、その働くことにつぶされてしまいました。

悲しいことに、私は自分に優しくすることができなかったのです。それは今までの人生で一度もなかったのです。自分が我慢をすれば、自分が多少がんばればーー。物事を円滑に進めるために、誰かの顔色を伺いながら過ごし、ビクビクと震え、自分の思っていることが言えなくなりました。

仕事を楽しいと思い込んでいて、本当はつらかったのかもしれません。でも、そのときの記憶はあまりありません。

会社をやめてから半年間は何もせず、過ごしました。漫画を読んだり、映画を見たり、本を読んだり、久しぶりに友達にあったり、家族や恋人と過ごしたりしてみました。過去、仕事最優先の人間だったため、友達からもだんだん誘われなくなり、元彼にそれが原因で振られたりしたことがありました。

生きていく上で何を優先すべきか、

自分の100%を占めていた仕事という観念がだんだんと薄れてきました。それは、私にとってとてもよいことだったと思います。

そして、今は好きなことを好きな人たちと一緒にすれば、私は仕事ができると思って、フリーランスで働いています。

「急にやめたから驚いたよ。何かあったの?」

「はい、心と体がダメになってしまって。」

なぜ、会社をやめたのか、なぜ20代半ばでフリーランスになっているのかを聞かれるとすごく答えにくくてうつ病という単語をなかなか言えずなことが多かったりしました。

毎日、気分が上がったり、下がったりします。

恋人に当たってしまいます。怒鳴り、泣きわめいて「どうしてわかってくれないの?」と大声で。自分を傷つける人間はすべて敵だとみなしてしまいます。

万事、ずっと私を支えてくれる人がいるのに、それに感謝できるようになってのも最近です。

自分に向き合えるようになったのも最近です。

どうやって、心を強く、こんな嫌なことばかりの世の中を生きなければならないのか、いまだにわからないことが多くて。

だから、ここに自分の気持ちを書いて、整理していこうと思います。

ほんのついさっき考えていた嫌な気持ちが、今音楽を聞いていたらすぐに吹き飛ぶこともあったり、やらなければならない仕事に向き合おうとすればするほど体が動かなくなったりします。きっと、私のことを思って言ってくれた言葉は、すべてナイフだと思ってしまいます。

ただ、恋人は私のことをずっと支えてくれます。

死にたいと思わなくなるまで。大人になったと自分で実感できるまで。自分の気持ちをコントロールできるまで。一番親孝行だと思う、結婚や出産は闇へ遠のくような気がするのです。

だから、少しずつ自分に時間を使いながら、ちょっとずつ、感動的でロマンチックで刹那的なセンチメンタルで、エモーショナルな、そんな自分が思ったことを文字におこそうと思おうのです。


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