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バッドエンドを回避したいから、破滅フラグは直ちにへしおります。自称仲良しフラグは破滅の第一歩です。

と、ラノベ風のタイトルをつけてみたが、上手くできただろうか。最近はなろうを読み過ぎていて、自分のアウトプットが全く進まない。自堕落さに辟易とするのはほんの一瞬だ。

それはさておき「仲良し夫婦」と自称してしまう、その関係は現在、結構な破滅危険水域に達しているのではと個人的に思っている。

人は当たり前のことは特に口に出したり、感謝をしたりしないものだと思う。そこにあるのが普通であり、その素晴らしさを敢えて主張する意味がないからだ。

昔から不思議だった。彼氏/夫自慢を延々としてくる人たちが。あれは一体何なのか。マウンティングなのか、素晴らしき恋愛脳で他にやることがないのだろうか。仲良しアピールをして、羨望の眼差しを浴びたいのか。そんな時、目の前にいる人型が自己承認欲求にまみれたモンスターに見える。

本当に仲が良い夫婦は、私たち仲が良いんですとは言わないように思う。それが当たり前なので、敢えて主張する必要も無いからだ。

身近に理想の夫婦としてされていた人たちが、子供が独立したからか何か知らんがさくっと離婚したことがあった。中年になってもラブラブなあの夫婦が理想だとか言ってたやつ今息してるかな。

かの夫婦は夫婦円満であるためのセミナーとかをやっていたのに詐欺ではないのか。ご夫婦を知っていたので、ある旦那さんの行動を見て、奥さんに「大変そうですね」と言ったことがあった。奥さんは「色々あるのよ」とぼそっと言ったのを今でも覚えている。何だか分からないが含みがありすぎて、深読みしてしまう。夫婦関係は当事者にしか分からない闇がある。

夫婦の関係というのは色々な形があり、それぞれにあったものを選べばいいと思う。割れ鍋にとじ蓋だ。依存関係や暴力による関係だってお互いに分かった上で関係を築いているならば部外者は口を出すことはできない。

うちのくまちゃんも無職で、ひがな一日家にいる時期があり、たいそう私の心が病んだ。無為に日々を過ごすことが私にとっては悪だった。せめて外に働きに出てくれ、家計的な意味でもと願い、相互理解と落とし所を探るべくひたすらに話し合いをした。それを経た後で、くまちゃんが無為に過ごしていたわけではなかったんだとやっと理解できた。居心地の良い関係を作るのためには忍耐強さと時間、そして何よりお互いを尊重する気持ちが必要だと思う。

かねり前に話題になっていた、夫がモノをちゃんと片付けない様子をSNSにアップするヤツが、世の奥様方の共感を呼び、中の人がテレビに取材に出てたのを見たことがある。息苦しくなるから見ないけど、まだ続いてるのかな。

クシがタオルの中に挟まってたり、トイレットペーパーの芯がトイレに残されたままになっている写真とそれに付随するコメントが共感できると話題になっていた。奥様は「もう諦めました」と言っていたが、マジで夫とちゃんと話し合った方がいいと心配した。

SNSにアップして不満を発散していないで、夫婦関係を続けたいのならお互いに落とし所を話し合った方がいい。すごいちゃんとしてる奥様が一方的に諦めるのは、お互いに良くない。外に発散してバランスが取れてるうちはいいかもしれないけど、それをしてるとどんどん夫婦関係が複雑に進化していってしまう。子供や仕事、SNS、不倫などに満たされないものを満たすために色々と触手を伸ばしバランスを取るのが難しくなる。

ちょっと曖昧な言い方になってしまうけれど、夫婦関係はお互いに同じエネルギーを交換し合わないと上手くいかない気がする。エネルギーは相手の事を考えた時間だったり、行動だったりする。思いやりや敬意を持って接することが、関係を育てるために必要だ。これが崩れてしまうと「あんなに仲が良かった夫婦だったのに事案」になるし、闇が生まれてしまうのだ。

他人から見た理想の関係は、自己肯定感を満たすにはいいかもしれないが、ゆっくり死んでいく毒だ。それが真実ではないので、心がすり減っていくからだ。または自分を騙し過ぎて、自分を見失い迷走してしまう。

育った関係も大事にしているものも違う二人が、何の奇跡か出会って結婚するのだからお互いに適度な距離と尊敬を持って幸せに生きていければと思う。昨今は離婚はカジュアルにできるので、気にしない人はそれでいい。

自称仲良し問題は夫婦だけに留まらず、家族、兄弟、友達、職場の人など全てに当てはまる。後学のために見つけたら観察対象としている。

波乱万丈は苦手なので、波風立てずに平穏に過ごすことを優先している。面倒なフラグは立てずに、余計なことに力を使わないのが私には合っている。

フラグを立ててしまったら反省と現状把握して、その関係性に改善を行うのがいいだろう。もちろんフラグを立てて、困難に立ち向かうのも人によっては必要なのでそういう人はどんどん行くといい。そういう人は、青エクのお兄ちゃんみたいにもっと上手く立ち回れないのかと見てられないけれど、個人を尊重する。

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フラグが立つと言う言い回しは今ではかなり市民権を得たと思うが、知った当初は、「え?旗を立てるの?アウトルックのメールのやつ?」みたいに要領を得ずに聞いて、10歳以上歳下の女子のキラキラした瞳から光を失なわせてしまったのは、いい思い出だ。今は面の皮厚く、普通に使わせていただいている。

あと全然関係ない話で恐縮だが、ヘッダーの写真のねこちゃんが、noteの仕様なのか写真が悪いのか、膨らんで割れた後の餅みたくなってしまった。本当はもふっと丸かったのだが。

暑い日が続きますが、省エネでサバイバルしましょう。今日も良き日を。

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