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テレアポの基礎~準備編~

ここではテレアポデビュー間もないルーキーさん向けに考え方と心の準備をアドバイスさせていただきます!ルーキーさんやルーキーさんを指導をしているSVの役に立てれば幸いです。

私が考えるテレアポとは「顧客へ電話をし、商品提案の話を聞いていただくための約束(アポイント)を取り付ける」ことです。
成約まですべて電話で済ませる場合は一度目の電話で「テレアポ」。二度目での電話で詳細の説明(クロージング)を行います。

テレアポを簡単にする

テレアポを「難しい」と感じている人は、
・よく断られる。
・質問に答えることができない。
・適切な説明ができない。
・アポを取れないことが怖い(自信がない)
といったところでしょうか。
ただ、これって当たり前のことで、テレアポは断られるし、たくさんアポを取ることは難しいんです。ただ、最低限の結果を出すのはそんなに難しくはありません。テレアポを簡単にするためには、
「状況の整理」をしてから、「正しい目標を設定」することです。

☑成功(アポ)よりも失敗(拒否)が多い

状況の整理:まずは認識しましょう。
仮の数値で考えますが
・1時間30コール。
・1日8時間で240コール
・そのうち繋がるのは35%前後(通話数で言えば85通話)
この85通話から何件のアポを取るのか。商材によって違うと思うが、3件アポが取れれば合格だとすれば、
3.5%弱のアポ率でOKであり、残り96.5%は結論アポに至らない。
※96.5%のうち拒否と見込客の割合は重要だが、ここでは触れないでおく。

このようにまずはあるべき姿を理解しましょう。次に自分の直近の結果から自分のアポ率を出してみてください。そう大きくかけ離れていない場合が多いと思います。
※もし大きくかけ離れている場合は簡単な改善チェックポイントを紹介しますね。

☑アポ率が低くてもコール数でカバーできる

上記の例でいえば3.5%のアポ率が達成できていれば、ルーキー卒業です。
3.5%のアポ率を達成できていなければコール数を増やせばいい。仮に2.0%のアポ率で同じ成果を上げるなら、通話数を1.75倍にすればいい。そのためには
・コール数を1時間40コール、1日360コール
・有効率を40%
・通話数を1日144件
これで2.0%のトス率で2.9件。ほぼ同じ成績となる。
※有効率を高める方法は「見込客」。また別の記事で紹介しようと思います。

アポ率を今日・明日ですぐに伸ばすことは困難ですが、コール数は意識をすれば必ず伸びます。有効率は、前日までの準備次第ですぐに伸ばすことが可能です。あるべき姿と自分のアポ率を比べ、不足しているなら伸ばせる部分で補ってください。

☑最終的にはアポ率を向上させる

どこの会社にも一人二人いるような強いアポインターさんでも、アポ率は10%あるかどうか。つまり強いアポインターさんでもコールの90%はア
ポに至ってないわけです。こう考えれば少しは気楽に業務に取り組めるのではないでしょうか。
ルーキーの第一歩は一人前のアポ数を入れる。アポの数を入れるのであれば、コール数の頑張り次第です。

ただせっかくテレアポをしているなら強くなりたいですね。
もちろん営業力を持ってアポ率を高めていくことがアポインターの目指すべきところですが、営業力は一朝一夕では身につきません!!
営業力やコミュニケーション以外でアポ率を高める方法は色々ありますので、徐々にお伝えできればと思います。

☑まずは気楽に!!

・頭を抱えながら
・プレッシャーを感じながら
・ストレスを抱えながら
・もう嫌だと思いながら
テレアポは人が話す以上、感情は声に出ます。ネガティブな感情でテレアポをしても本来の能力が発揮されずアポ率も低下します。
私も新人時代によくありましたが、ネガティブでは絶対にアポが取れません。まずは状況整理をして、できること・できないことを仕分けてください。
そして1日の目標をしっかりと定めてからコールを始めましょう。



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