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中国で円安をしみじみ実感

私が生まれたのは1972年。
その翌年から、日本は変動相場制
移行した。
その前、固定相場制の頃と言えば、
1ドル=360円の時代。

昨今は、140円台で推移している。
最も円高だったときは76円位まで
行った記憶があるので、
その頃と比べると円の価値が概ね
半分に下がっている
ということだ。

正確には、2011年10月31日に記録
した、1ドル=75円32銭とのこと。

これはインバウンドが増えるのも
当然
と言えそうだ。
12年前に比べたら、自分たちが使える
金額が2倍
になったイメージ。
あるいは、普段通りの買い物をしたら
半額で済んでしまう
イメージ。

その逆、我々日本人が海外へと出て
行った際には、極めて割高に感じる
ことになる。
一週間前に中国へ出張していた折に、
このことをひしひしと実感した。

経費精算をする必要があるので、
レシートに記載の金額を書類に
転記するなどしていたのだが、
改めて中国元から日本円へと変換
された数字を見て、正直なところ
信じられない思いである。

空港で食べたハンバーガーランチ
日本のマクドナルドで食べたら
550円とか600円で食べられると
思われる。
それが、上海では1,400円

同じく空港で別の日に食べた
一杯のラーメン
日本で言うと、立ち食い蕎麦的な
風情、あるいはせいぜい幸楽苑
日高屋あたり。
即ち、500円前後出せば食べられる
であろうレベル感だったのだ。
それが、実際800円もした。

ホテルも東京顔負けである。
感覚として、以前は2万円で
泊まれていたところは3~4万円、
以前3万円だったところは5万円、
といった具合に軒並みバブルが
進行中という趣き

日本の商品もかなりインフレが
進んだとはいえ、まだまだ安い

お買い得である。
加えて、品質も安定しているし、
付随するサービス的な部分も
きっちり提供するところなど、
他国から抜きんでているように
思われる。

やはり、各社頑張って給料を上げ
所得が増えていき、その所得を
消費に回すことで景気も上向き
スパイラル
となっていく。

日本全体が、そんな方向へと進んで
行きたいものである。

他人の粗を探して騒ぎたてる時間が
あるのなら、国民の実質所得が少し
でも増える方向に役立つことをこそ
全国民に対して周知して欲しい

そんな苦言をメディアには呈したい
ところ。

とはいえ、他人を動かすハードルは
極めて高い

それは最初からあきらめて、自らが
リーダーとして取り組む気概で行く

ことこそが、大切なことだろう。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。