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6月劇場公開映画!わたしが注目する9作品(2024)

観る映画のチョイスがややコア気味になりつつある私が、6月に劇場公開される作品の中で注目しているものを、まるっと紹介します。頭に「★」がついているものは、とりわけ楽しみにしている作品です。
※参考リンク:私が昨年観た映画今年観た映画

ちなみに私、映画は鑑賞前に極力知識を入れないようにしているので、内容の紹介はほぼありません。公式サイト(あるいはWebメディアの記事)へのリンクと、私のテキトーなコメントだけ添えてあります。ご容赦ください。
もしよろしければ5月の記事もありますので、下記リンクからどうぞ。


【6月7日(金)公開】

★『チャレンジャーズ』(ルカ・グァダニーノ監督)

[コメント]
『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督の新作がひっそりと公開決定していて(単にわたしが鈍かっただけかもしれないですが)、驚きつつ海外レビューサイトをチェックしたらIMDbメタスコア83! これは期待です。ぱっと見テニス選手の映画のようで、監督のフィルモグラフィからすると意外だったのですが、ちょろっと予告を見たところ何やらどろどろした恋愛モノのおもむき。そりゃそうかと納得しつつ笑ってしまいました。主演はゼンデイヤ。SF大作の印象が強まりつつある彼女のまた違った一面を見られるのも楽しみです。ちなみに監督の前作『ボーンズ アンド オール』では、ティモシー・シャラメが主演だったので、2作連続主演キャストが『DUNE』絡みということになりますね。


【6月14日(金)公開】

■『HOW TO BLOW UP』(ダニエル・ゴールドハーバー監督)

[コメント]
公式サイトのデザインがとがりまくっている! メニューボタンがダイナマイトって。こちらもIMDbメタスコアが76と上々なのでチェックしました。あらすじだけちらっと見ましたが、「環境破壊に人生を狂わされたZ世代の環境活動家たちが、石油パイプラインを破壊する大胆な作戦を実行する」、これだけでわくわくしまね。


■『Iké Boys イケボーイズ』(エリック・マキーバー監督)

[コメント]
アメリカ映画に釈由美子が出演している!? と気になって公式サイトを覗いたところ、日本特撮へのオマージュ満載の「オタクがスーパーパワーを手に入れて世界を救う」系映画でした。しかも岩松了まで出演してるし。なんだかハチャメチャで楽しそうなので観ます。


★『蛇の道』(黒沢清監督)

[コメント]
黒沢清監督の新作、ならば観ます。私が黒沢清監督を好きになったのは『散歩する侵略者』からなので、それより前の作品はあまり観たことがないのですが、なにやらセルフリメイク作品のようですね。5月下旬には早稲田松竹で黒沢清監督特集が催されるので、できればそこで観られるだけ観ておきたいです。


【6月21日(金)公開】

■『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』(ヴィム・ヴェンダース監督)

[コメント]
『PERFECT DAYS』が記憶に新しいヴィム・ヴェンダース監督の新作です。芸術家とその作品を撮ったドキュメンタリーで、一部の劇場では3D上映もあるようです。3Dのドキュメンタリー映画は鑑賞したことがないので、新たな体験として楽しみにしています。


■『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』(ジェームズ・ホーズ監督)

[コメント]
「一人の英雄的人物がナチスから大勢の人を救う」映画はいくつか観てきましたが、この作品ではアンソニー・ホプキンスが主人公を演じるということで興味を持ちました。あらすじだけ読みましたが、“その後”が他の作品と趣を異にしているようで、その展開にも期待です。


★『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(アレクサンダー・ペイン監督)

[コメント]
今年の米アカデミー賞で、作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞、編集賞の5部門でノミネートされ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフが助演女優賞を獲得。大いに話題になった作品です。作品賞と脚本賞に同時にノミネートされる作品は大概面白いイメージなので期待しています。ただ、アカデミー賞授賞式直前に浮上した盗作疑惑がおそらく解決されていないので、少しもやもやは残りますが……。


【6月28日(金)公開】

■『WALK UP』(ホン・サンス監督)

[コメント]
ホン・サンス監督の新作。つい観てしまうのですよね。


■『スリープ』(ユ・ジェソン監督)

[コメント]
なぜかチェックしていました。ポン・ジュノ監督作品の助監督を経て、本作で長編監督デビューとのことなので、そこに興味を持ったのかもしれません。せっかくの縁なので観ます。


【様子見】

以下の作品は、公開後の評判をみながら、良さそうなら観に行きたいと考えています。

■6月7日(金)公開/『違国日記』(瀬田なつき監督)

■6月14日(金)公開/『オールド・フォックス 11歳の選択』(シャオ・ヤーチェン監督)

■6月14日(金)公開/『ブルー きみは大丈夫』(ジョン・クラシンスキー監督)

■6月28日(金)公開/『クワイエット・プレイス:DAY 1』(マイケル・サルノスキ監督)


以上です。6月も皆さんの映画ライフが素敵なものとなりますように。

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