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教師はサービス業です

現在、会社である製品についてのチラシを
製作中です。

セールスライティングに沿って、
まずはベネフィット、顧客がハッと思うような
心に食い込むような一文を持ってきます。

イラストがあり、
その表情をどうしたらいいか、
動きをどうしたらいいか、
利点をどう書いたらいいか、
「お客さまの声」を載せることで
信頼を得ることを考えています。
徹底的に何度も作り直し考えます。


このように企業ですので

「顧客の目線に立って」

全てを考えます。

さて今年、ある小学校の
「年間行事予定表」
を見ました。

A4に1年間が書き込まれているのですが、
字が小さくて、まるで読めません。
老眼鏡を使ってもやっとです。

これ、1年間、おそらく保護者の冷蔵庫に
貼っておくべきものではないでしょうか。

全く保護者のことを考えていないし
これを配布することを許した(おそらく教務が作成し
印刷して良いか、稟議を回したと思うのですが)
教頭、校長は一体、何を考えているのでしょうか。
他の教員は何も言わないのでしょうか。

マス目はあるのに字が小さいので
字だけ大きいフォントにするだけでいいのに
全く読む人のことを考えていない。

新年度、今年4月のその学校のホームページを
見ましたが、更新されていなくて4月も5月も
まっさらで何も書いてありませんでした。

スクリーンショット 2022-04-08 8.05.08

ここに「公」と「民」の決定的な違い
見た思いがしました。

僕は現役時代から


「教師はサービス業」

だと考えていました。

アンケートで職業欄に丸をつけるところがあると
「サービス業」に丸をつけていました。😂

サービス業に時間は関係ありません。
5時になったらからと言って、目の前に
顧客がいるのに、はい、さよならと帰る従業員は
サービス業にはいません。

医者や警察もサービス業です。
目の前に死にそうな人がいるのに
勤務時間外だからと治療しないことはあり得ません。

目の前で盗みや殺人が行われているのに
勤務時間過ぎてるから追いかけないと
いうことはありません。

再度印刷し直して分けるように
PTA会長を通じて言ってもらった方がいいのではないかと
思いました。

信頼とはこうしたわずかな違いから生まれるのだと思います。


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