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普段堂々としていて自分に自信がありそうなのに他者にマウントを取る人の心理~自信がないというより愛や承認に飢えているから~

よく「マウントを取る人は実は自分に自信がない」という表現を聞くが、これまで自分に対してマウントを取ってきた人を振り返ると自信がないようには見えなかった。むしろお局様的なおばさんとか気が強くて普段堂々としている人が多かった。

ああいう一見自信がありそうにみえる人たちがマウントをとる理由は、本当に自信のなさや劣等感が原因なのだろうか?!と日ごろから疑問に思っていた。ただ、そう言う人でも職場で誰か一人をターゲットにしていじめのようなことをしたり、自分より年下の相手から反対意見を言われると必死になって自分の正しさを認めさせようとしたり、心の脆さを持っていることは想像できた。

そういった普段堂々として自信がありそうに見える人がマウントを取る理由は「自分の能力や資質が他人に劣っている」という劣等感や自信のなさではなく「幼少期に親に無条件に認めてもらえなかった、愛されなかった」と言うような愛情飢餓感が残っていて大人になった今でも満たされない感じを抱えている。
そう言う人は相手を下げる優越感でもってその満たされなさを埋めようとしている。彼らは自身の能力や資質の優劣で苦しんでいるタイプなのではなく、愛情に飢えている人たちなのだと分かった。

そういう傷ついた心を持つ人たちにマウントを取られても、動じなくなるように、その人たちのように他者を下げて自分の無価値感をごまかそうとするのではなく、カウンセリングを頑張って自分を育てていきたいと思う。


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