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クラクフ女2人旅

クラクフのホテルは、この旅1番の贅沢をしようと思い、5つ星ホテルを予約することに。思った以上にカジュアルで小さいホテル。本当は別のホテルを予約しようと考えていたけれど、土日で値段が高く予算オーバー。
結果的に系列レストランがミシュランで星獲得しているお店だったので、食に溺れる旅となった。

ワルシャワから電車で3時間くらい?道中コーヒーも出て、快適な旅。ヨーロッパの電車とバスはいいな。クラクフの駅からはUBERで300円程度でホテルまで。すごく楽をした。ホテルに着いたら、チェックイン前でも部屋の準備ができているとのこと。部屋で友人が到着するのを待つことに。
贅沢ホテルに嬉しくなる。

友人も問題なく到着。これからのプランを考える。クラクフでの目的はアウシュビッツにいくこととポーランド食器を買うこと。アウシュビッツは日本人ツアーに参加したかったのだけど、集合時間が6時で辛かったので、ホテルピックアップの楽チンな英語ツアーに参加することに。昼過ぎ出発で、値段が半額だった。アウシュビッツ唯一の日本人ガイドさんにはメールで問い合わせをしたんだけれど、予約がいっぱいでした。ツアー会社を経由すれば、おそらく予約は取れたと思います。

次の日にアウシュビッツに行くことを決めたので、今日は1日クラクフ散策。まずはフラフラしながら、お昼ご飯のお店に向かいます。街並みが可愛くて、なかなか到着しない。

クラクフの広場は、ちょっと地味目な色合いと鳩がいっぱい。ハードロックカフェのでかTシャツを買おうと思っていたので、まさかのクラクフで購入。レジで並んでいた前のお兄さんとカップルと間違えられるくらい、みんな同じTシャツを買う。でも、クラクフで買った人はなかなかレアだ。

お昼はホテルの系列のイタリアンに。今までの旅は大味のどうでもいいご飯な上に、ワルシャワでのポーランドの郷土料理は全然舌に合わなかったので、ゴリ押しでミシュランイタリアンへ。正解だった。最高に美味しいし、テラスにはイケメンパパが座っていたので、それを肴にワインが進んだ。スウェーデン在住の友人も食には満足できていなかったようで、料理の美味しさに感動していた。

居酒屋レベルに長居をした後は、街散策の続き。印象的な景色を写真でいっぱい切り取れた気がする。アルコールに鼻の効く友人が素敵なリカーショップを見つけた。これに付き合う私も大概酒好き。まだ4時くらいだけど、だいぶ陽気な二人。すごく当たりなレモンウォッカを見つけて、夜にまた来ることに。

ポーランドのお皿を買うために市場やお店を巡るのも楽しい。だいたい目星はつけたのかな?失敗したのは、日曜休みのお店が多いこと。お買い物は土曜日のうちに。
結果、満足いく買い物ができたか友人の趣味がとても素敵なので、チョイスが素敵で羨ましくなった。私もサボっていないで、センスを磨こう。

無機質な会社員をしていると、日々の洋服はユニクロのローテーション。お給料も旅に消えていくから、インテリアなんかも最小限、楽が一番。美味しいもの食べる機会だけが多くて、舌だけ肥える。こんな自分の価値観とも無為会いたくなる旅になった。

ガイドブックを持参していない私たちは、グーグルマップ頼り。地図にあった滝を見にいくことに。着いてみたら火を吹く竜の像だった。読み間違い。
ヴァヴェルの竜っていうみたい。昔竜が住み着いていて、王子様が倒したんだって。大体思ったまんまでした。

さっき食べたばかりだけれど、夜8時から教会での演奏会にいく予定だったので、早めの夕ご飯。ホテルの系列のポルトガル料理屋さんに。こちらもミシュランの星獲得。ポーランドは物価が安いので、食事を贅沢できていい旅先だから、きっとリピートすると思う。大量の食器を買うんだ!
昨日食べて美味しかったパンケーキのミートソースがけとウォッカのカクテル。友人はストレートをオーダーしていて、お店の人が引いていた。料理をシェアすると言ったら、初めから取り分けて出してくれて、ミシュランを感じた。最高だ!

いい気分で教会の演奏会へ。眠ってしまうかと思ったけど、飽きのこないメジャーな曲でよかった。さすが教会。音の反響がすごくてずれて聞こえる。ブラスバンド経験者からすると、これは合わない気がして難しいんじゃないかな。指揮者にめっちゃ指摘されそうだ。

満足いく演奏会を後にすると、大雨。雨の中でも街中のパフォーマーは歌を歌い続けているから、大したもんだ。
気分がいいので、部屋でお酒もいいけれど、昼に行ったリーカーショップにまた行くことに。景色が違うし、街をうろ覚えで見つけられず、諦めかけた。諦めかけると見つかるお店。トータル2杯のショットをちびちび飲んた。もちろん昼のレモンウォッカ。
他にお客が1組しかこなかったけれど、スイートウイスキーとベリーズみたいな白いウォッカを飲んでいた。デザート感覚でアルコールを飲めるのも楽しい。酔っ払いの陽気な交流は世界共通。日本でも立ち飲みの日本酒居酒屋に行きたくなった。

いい感じに夜中まで飲みどう寝たかは覚えていないけれど、飲める女子との気軽な旅は楽しかった。この後もウィーンまで、まだまだ旅日記は続く。

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