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大型病院で防錆・配管延命を実証「NMRパイプテクター®-NMRPT-」

幅広い種別の建物で導入されるNMRパイプテクター®-NMRPT-


配管内の赤錆劣化への対策として、配管内赤錆防止装置NMRパイプテクター®は、4,200棟(2020年時点)以上で導入されてきました。NMRパイプテクター®は防錆効果の高さだけでなく、その他の部分でもメリットが多く、配管更新やその他の配管更生では諸事情により対応が困難な建物でも、NMRパイプテクター®では対応可能なケースが多数あり、その結果、病院、行政施設、学校、工場、商業施設マンションと様々な種別の建物で導入されています。今回はNMRパイプテクター®の導入により、配管内の赤錆腐食問題を解決した熊本日赤病院の事例を紹介します。


医療施設で配管内赤錆劣化が発生する事のリスク


熊本赤十字病院は、日本赤十字社の熊本支部が運営する大規模医療施設で、熊本県内にある病院では最大の面積を誇ります。質の高い癌治療、出産前後の母子への医療を受けることができ、熊本県災害拠点病院にも指定されるなど、地域の医療を支える重要な役割を担っています。
その熊本赤十字病院では、空調冷温水管内で赤錆腐食の発生により、赤水や漏水のリスクがありました。衛生面が重視される医療施設では、漏水による医療への支障は絶対に避けたいところです。漏水により、医療器具などが故障する可能性もあり、質の高い医療を継続するには、配管内の赤錆による問題が起こる前に早急な対策が必要でした。


NMRパイプテクター®-NMRPT-で配管内赤錆劣化対策をする事のメリット


配管内赤錆劣化対策として一般的に行われる事が多いのが、配管を新品に取替える配管更新です。この配管更新は、全配管を取替える数ヵ月の期間にも及ぶ大規模な工事であり、その間の断水は避けられません。医療施設での断水は医療行為の停止を意味し、熊本日赤病院のような大規模医療施設では、断水を伴う配管更新は実質不可能です。また、配管更新には膨大な費用がかかり、熊本赤十字病院では6億円以上が配管更新に必要な事が分かっており、費用面でも非常に負担が重いものです。NMRパイプテクター®で今回の赤錆対策を行った場合、設置工事は1日以内で完了し、断水の必要がなく、病院の運営に支障が全くありません。また、配管更新と比較し、NMRパイプテクター®の導入費用は給水管、空調冷温水管全体で配管更新費用の1/10以下でした。大幅な費用削減ができ、さらに導入後のランニングコストが不要な点も大きな特徴です。赤錆の防錆効果以外にもメリットの多い事から、熊本赤十字病院はNMRパイプテクター®での給水管及び、空調冷温水管内の赤錆劣化対策が最適な方法と考え、導入を決定しました。


配管内防錆対策として信頼を得たNMRパイプテクター®-NMRPT-の追加導入が決定


平成26年に熊本赤十字病院の空調冷温水管に、NMRパイプテクター®が導入されました。水質検査により確認された、NMRパイプテクター®導入前の空調冷温水管内の水中の鉄分値は、12.3mg/ℓと高い数値でした。これは配管内の赤錆が水中へ溶出している事によって、鉄分値が高くなっているものです。NMRパイプテクター®の防錆効果によって赤錆が黒錆へ還元し、水中の鉄分値が大幅に減少する事で赤錆腐食が停止されている事が立証できます。熊本赤十字病院でのNMRパイプテクター®導入から2週間後の採水検査では、空調冷温水管内の水中の鉄分値は、0.07mg/ℓと大幅に減少し、赤錆腐食の完全停止を立証しました。そして、NMRパイプテクター®の防錆効果への高い評価の現れとして、平成28年には施設全域に渡ってNMRパイプテクター®が追加導入されています。


様々な業種や建物で選ばれ続けるNMRパイプテクター®-NMRPT-


熊本赤十字病院でのNMRパイプテクター®導入については、空調冷熱産業の話題を中心とした専門誌である「空調タイムス」で平成30年に記事が掲載され、その中で熊本赤十字病院の小川係長は「導入後、数週間で循環している水の透明感がわかった」と防錆効果の実感のコメントをしています。今回の紹介で、NMRパイプテクター®が4,200棟以上で導入されてきた背景には、赤錆腐食を完全に停止する防錆効果以外にも、施設運営に支障が生じる配管更新や他の配管更生工法には無い、様々なメリットがある事がお分かりいただけたかと思います。配管内の赤錆対策に迷われたら、ぜひNMRパイプテクター®についてお問い合わせください。

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