寄り添う日
今日、母が、町内会費を集めると決めて、動いた。
ご近所にストレスを抱え、寝込むほどの母が動くのだから、代わりにそれを請け負うこともできない私はせめて、家にいていつでも寄り添える日にしようと決めた。
※参考記事。
鬱病親子は助け合ってきた。
今日、母は朝から、領収書の宛名を書いていて、
複写式のシートなのに下敷きをするのを忘れて何枚か書いてしまって、重ねて書いたので写りまくって使えなくなり、もうパニックになってしまっていた。
前向きな言葉をかけてもダメそうだ。
これは、、、と思って、今日は寄り添おうと決めた。
無職だからできること。
今の町内会長さんが、どうやら軽やかないいひとだったようで相談しに行ったら全然問題ない、いくらでも書き直していいと言ってくれたようだ。
出かけ、私に報告してはまた出かけ。
集金も、みんな在宅ではないので一度では終わらないし、
何せ近所には『ご近所一同』という、我が家のメンタルを壊すような手紙を書いた誰かがいる。誰かが分からない。
私が母に付き添って、もしも何か悪い状況になったら私は理性を失って何か起こしかねないので、一緒に行くわけにいかなかった。
(母よりひどい)
近所は年寄りが多い。
ピンポンが聞こえない家、扉が開きにくい家などの報告もあったが、
みんな「お疲れさま」と言ってくれるようだ。
人当たりは、思うほど悪くなかったようだ。
時間帯を変え、3回、4回に分け母は出かけた。
幸い、パニックになったり、泣きながら帰ってくることはなかった。
何日かに分けて集金してもいいのだが、母は気になることはとっとと片づけないと他のことが手につかないので、
今日1日で10軒を回って、全ての家から町内会費を集め、会計の方に渡すまで行った。
母ひとりで、寝込むほど、泣くほど苦しんで不安だったことを、できたのだ。
上から目線だが、
がんばったね、えらかった、
と声をかけた。
「あなたのおかげだよ」
と言われた。
いてくれるだけでいいと。
それしかできないから、それをした。
こんなことしか、できないけど。
どんなに”母子分離ができていない”と言われようが、
家族だから。
その代わり私は今、外出をひとりでできないことが増えてきたので、母が一緒につきあってくれたりする。
もちつもたれつ、お互い様で。
いいんじゃないかなって。
一生自立せず過ごすのか、できるのか。
それを考えると不安で何もできなくなる。
今できることをするしかないのだ。
ずっとそうだった。
きっと、これからもそうなんだと思う。
今日は、King&Princeの髙橋海人の誕生日、私の推しである永瀬廉が事務所に入って13周年らしい。
ファンたちはケーキを用意して写真を載せたり、SNSでメッセージを伝えたりして盛り上がっているが、私には私の生活があった。
でも、ちゃっかり今はKing&PrinceのLIVEドキュメンタリーを流して現実逃避している。
自分のペースで生きることを許してほしい。
そんな、一日の最後に飲んだバナナ味の豆乳。
パックをたたむと、いつも感謝されて嬉しいから、なんとなく載せてみた。
明日、サポステに行けるだろうか。
行けたら行こう。
ゆっくり、お互いによくなっていこうな、、、、、、
母も私も、誰しも、
思い合いながら自分のペースで生きていけますように。
じゃあ、あの手紙を書いたのは誰だろう、、、、、、
怖いなぁ、やっぱり。
(独り言)
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。