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生まれて初めてキンモクセイを見た35歳児

この時期になると、

「キンモクセイの香り」

という言葉が季語のように、いたるところで使われ始める。


でも、ご存じだろうか。


北東北と、北海道には、キンモクセイというものは生えていない。


気候的な問題で、寒い地方には育たないのだと思う。
35年間、北東北の住人を続けている私は、
TVやSNSでしか、”キンモクセイ”という花を見たことがないし、
もちろん香りなんて嗅いだこともなかった。

偶然この季節に県外に出かけて、ということも、
そういえばない。

生で、見たことがなかった。

過去に、SNSで知り合った方の話では、
「いや、言ってもトイレの芳香剤の匂いみたいで、そんな特別いい香りとかではないよ」
という情報も。


そんな、いつか上京したら出会うのかなぁくらいに思っていた存在の、
キンモクセイだった。



昨日いろいろあって疲れて、
今日も用事ができそうでエスカップを飲み干したらその用事がなくなり、
エスカップ効果の残るうちにとりあえず、午前の散歩兼ウオーキングへ。

(※昨日のいろいろ、の内容はこちら)

晴れた心地の良い空、とにかく昨日のいろいろから少し脳みそを放したくて、結構歩いた。
サポステに行くためのバスのダイヤが改正になって、とりあえずバス停にそれを確認しに行こうと、いつも登らない跨線橋なんか登って。
下りてきて脇の細い道へ入ったら、

その道沿いのお家に、


これはまさか?

と思う、オレンジ色の、細かいお花が、、、、、、


撮っちゃいました、ごめんなさい。


これ、あの”キンモクセイ”じゃね⁈

写真で見た、あれだよ!!!!

思わず写真にとって、匂いを嗅いでみた。


うん、
トイレの芳香剤ではないぞ!
少し強めの、華やかな香り。
がっつり鼻を近づけなくても香る。

なるほど、これが秋の風物詩か。


こんなところに生えていたとは。


そして、
帰り、
いつも歩き慣れている道を歩いていたら、
いつも歩いているのに、

あれ?


また、とあるお宅のお庭に、キンモクセイ的なお花が。
低いフェンス越し、先ほどと同じ香りがした。


北東北では、生えていないと思っていた花が、
実はここ最近、育つようになったのか⁈


、、、、、、そういえば、


宮川大輔さんが「わーーーーうまい!」と言うことで知られる、
日テレ系の『満天青空レストラン』という、日本各地の食材を紹介する番組。
ある回を観ていたら、
それまで海外にしかなかったとある柑橘系のフルーツ(忘れてしまった)が、
「地球温暖化によって、日本でもこの地域で育てられるようになった」
と紹介されていたことがあった。


近年の気候変動で、こちらでも夏はいっちょ前に猛暑日になったりするので、キンモクセイも育つ環境になってきたのでは?

そういう植物、野菜や果物って結構あるかもしれない。



ちなみに、ネットにこういうものがあった。参考までに、という感じだけれど、こちら、最新、咲いてますよーーー!

※と、情報を寄せる勇気はない。



お花の初対面は、感動。


おまけで、
同じく今日撮った彼岸花もおいておきます。

いつもの、桜並木の川沿い。


本当は、昨日のイベントにかんするごたごたを最後までSNSで見守ったという話を書こうと思ったけれど、
自分が花に癒されたかったので、今日はこれで、、、、、、



きれいなものをきれいと思える心を、忘れたくないなぁ。


お花の写真、誰かひとりでも癒される方がいますように。

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