ピラフドリア

独学で創作活動をしています。実況・アニメ・漫画・小説など幅広く活動中。⭐︎毎週日曜日17…

ピラフドリア

独学で創作活動をしています。実況・アニメ・漫画・小説など幅広く活動中。⭐︎毎週日曜日17時に動画投稿中⭐︎小説『世界最強の兵器はここに!?』連載中。

最近の記事

    • 第5話『怪盗vs新人警官』

      参上! 怪盗イタッチ 第5話 『怪盗vs新人警官』  皆、危険だと言って同じ仕事をさせてくれなかった。お前は親の力でここにいる、お前は優遇されている。そう言われ続けて来た。  そして誰にも頼られず、信頼されなかった。  でも── 「……異常無しっす!」  コン刑事はお宝の展示されている部屋の壁に寄っ掛かり、無線でフクロウ警部に連絡を取る。 「なら、そのまま待機だ」 「了解っす!」  イタッチの予告の内容は21時にお宝を頂きに来るというもの。  コン刑事は腕を組ん

        • 第4話『新人警官コン』

          参上! 怪盗イタッチ 第4話 『新人警官コン』 「チッス。今日はよろしくッス、おっさん」  フクロウ警部の向かいに立ち、頭を掻きながら適当な挨拶をする若者。まだシワもついていない制服に身を包み、腕には高価な腕時計をつけている。  つり目に黄色い毛皮の女性のキツネ警官。彼女の姿にやれやれとフクロウは首を振った。 「君が若くして優秀なのは知ってるが、もうちょっと態度はどうにかならないのか?」 「なんすか、おっさん。俺に説教すか? そういうのはいらないんすけど」 「おっ

          第3話『勝負!! ミラネス公爵』

          参上! 怪盗イタッチ 第3話 『勝負!! ミラネス公爵』  イタッチとダッチは並走して、船内の廊下を走る。すでに夜中の2時を過ぎているというのに、パーティが続いているところもあり、会場から音楽と人の話し声が聞こえてくる。  二人は人と出会わないように、人がいるところを避けながら進んでいく。そうして辿り着いたのは船の最深部にある金庫室。  40メートルの正方形巨大な金庫であり、ロケットが直撃しても傷すらつかない。扉は正面の一つだけであり、ミラネス公爵の許可なしでは開くこと

          第3話『勝負!! ミラネス公爵』

          第2話『お宝を手に入れろ!』

          参上! 怪盗イタッチ 第2話 『お宝を手に入れろ!』  喫茶店の営業時間が終わり、空が暗くなり始めた頃。イタッチとダッチ、アンの三人は二階にあるアジトに集まっていた。  喫茶店の二階はイタッチの自宅であり、アジトとしても使っている。そこにアンは住み込みで喫茶店を手伝いながら、部屋を貸してもらっている。 「それでどんなお宝を見つけたんだ?」  喫茶店の正装から、怪盗衣装に着替えたイタッチが、ちゃぶ台の前に座るダッチに尋ねる。  ダッチはコートの内ポケットから、一枚の紙を

          第2話『お宝を手に入れろ!』

          参上! 怪盗イタッチ

          参上! 怪盗イタッチ

          第1話『怪盗イタッチ』

          参上! 怪盗イタッチ 第1話 『怪盗イタッチ』  サイレンの音が鳴る。月明かりがビルから差し、美術館の屋根を照らす。そんな屋根の上に赤いマントが靡いた。 「いたぞ! 怪盗イタッチだ!!」  警官の声と共に照明が一斉に屋根を照らした。そこには赤いマントを羽織り、二足歩行するイタチの姿。  イタチはニヤリと微笑み、美術館を囲う野次馬と警官に告げた。 「予告通り、ライトニングサファイアを頂きに来た」  これは動物達の暮らす世界での物語。  かつての記録では人類が文明を築

          第1話『怪盗イタッチ』

           第323話 【BLACK EDGE 其の323 黒い壁】

           BLACK EDGE  著者:pirafu doria  作画:pirafu doria  第323話  【BLACK EDGE 其の323 黒い壁】  フレッタの電撃をブラッドは龍の力を使い、壁を作ると電気を地面に逃して防いだ。  電気を防ぎ終えると、壁はすぐにオーラに戻ってしまう。  …………まだ長い時間の制御はできないか……。だけだ、少しずつ感覚は分かってきた。  この技をブラッドはまだ完璧には使いこなせていない。しかし、フレッタの電撃を攻略するにはこの技

           第323話 【BLACK EDGE 其の323 黒い壁】

          イタッチ&ダッチ

          イタッチ&ダッチ

           第322話 【BLACK EDGE 其の322 電撃】

           BLACK EDGE  著者:pirafu doria  作画:pirafu doria  第322話  【BLACK EDGE 其の322 電撃】  マルグリットで行われている闘技大会。その闘技大会本戦二回戦がついに始まろうとしていた。  二回戦はブラッドとフレッタ。  黒龍の適応者であるブラッドと電撃の術を持つフレッタの対戦となった。  控え室では窓からスカイとリトゥーンが二人の様子を見ていた。 「リトゥーンさんはこの試合。どうなると思いますか?」  ス

           第322話 【BLACK EDGE 其の322 電撃】