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2023年度(令和5年度)定年を迎えます

いよいよ定年を迎えます。
といっても、今の職場はまだ2年目ですし、一年契約の常勤講師なので、もしかしたら定年はないのかもしれません(よく知らない笑)。が、キリも良いのであと1年3ヶ月と決めて、最後の年度を過ごそうと考えています。

沖縄県民なら誰もが知っている我喜屋校長



2022年は、那覇市の中学校で教員二年目。一年目は新しい職場に慣れるのに精一杯だったので、育休代替担任や総合学習のコーディネートなどチャレンジしてみました。特別評価されはしませんでしたが、来年度も雇っていただけることになり、最後の一年も自分のできる限りのことをしようと思っています。

いろいろ大活躍の沖縄の有名校です

そして
2023年度、私にとって沖縄で最後の一年は、悔いなく沖縄を去ることができるよう、沖縄にもっと近づいて行こうと考えています、体力的にどこまでできるかわかりませんが。

沖縄の「ぜんざい」はかき氷


離島久米島での3年間、私は地域に根ざした教育に関わることができました。これは、私が学生時代からやりたいと思いながら東京ではずっと私学の教員だったためにあまりできなかったことです。学校以外の場所でもいつでもどこでも生徒たちと出会い、保護者の方々とも知り合い、そんな中で家庭・学校・地域で子どもたちを育てていく、そんな近い関係に幸せを感じていました。

1年間お世話になった久米島高校
3年間お世話になった球美中学校 色がかわいい

那覇の私立学校は人数も多く、私は担任でもないので、地域とのつながりどころか、保護者と接する機会もありません。そんな中、ならば地域活動をしたいと思いながらも、生来の怠け癖から日々の業務にかまけて2年間何もやっていません。
年始に上間陽子さんが出演した番組をみたこともあり、最後に少しでも地域活動に参加して、沖縄に近づこうと思います。やろう、自分!


また、東京であんなに基地問題について考え、寄り添いたいと思っていたのに、沖縄に移住するや、まず、地域おこし協力隊の心得で「基地問題は話題にしない」と釘を刺されました。もちろん、これは理解できます。いろいろな立場の方がいるので、他所から来た移住者がにわか勉強であれこれ言えば嫌な気持ちにさせてしまう可能性があることはよくわかります。

県民投票の時に、久米島に元山仁士郎氏がいらしたときの集会で数人の島の方の気持ちを聞けたのが、3年間の久米島生活で唯一基地問題について触れた経験でした。

2019年 県民投票
久米島町に元山仁士郎氏 来島

2022年の年末、基地問題についての勉強会に参加する機会があり、年始には、勤務校の生徒たちと長崎のピースボランティアの皆さんとの交流会があり、戦争と平和について若い人たちの貴重が意見が聞けました。



最後の一年は基地問題についてもしっかり向き合おうと考えました。東京に戻ってちゃんと県外の方々に話せるくらいにちゃんと学ばなければと思っています。やろう、自分!


沖縄国際大学前泊教授の講義

日々の業務にかまけず、最後と思って積極的に沖縄に近づく、それが私の2023年の抱負です。

#2022年のわたしと仕事

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