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第312号『ゲームソフトのパンツ見える問題②』

ゲームソフトの開発をやっていて避けて通れないレーティング(対象年齢)問題について真面目に記事を書いたところ非常に大きな反響がありましたので、そのまま続編記事を書くことにしました。

なんとなく3Dゲームソフトを遊んでいて、特にそれがセクシーな美少女キャラクターだったりするとどうしても胸やスカートに目が行ってしまう人も多いと思います。

ゲーム業界ではよく『胸チラ・チチ揺れ・谷間・パンチラ・太もも』について議論されることが多いです。

いや、いつもその話ばかりをしているわけではなく特定の時期になると集中的に議論されることが多いということです。

タイトル発表直前だったりPV作成時(撮影時)直前などは特に“その時期”ということになります。

「本当にこのまま発表してしまってもいいのか?」

ということを日本国内だけではなく世界中の市場(マーケット)に対して真剣に大人たちが議論します。

よく日本版と海外版でデザインが異なるというケースもありますが、本当はわざわざ分けたくなんかありません。データの不統一はミスを生むだけですので。本音を言うとワールドワイド共通のデザイン&データが望ましいのです。

では、なぜ日本版と海外版でデータが異なるのか?というと、あとからの修正指示で苦し紛れに「海外版だけでも直そう」ということになってしまい、差が生まれてしまうということです。

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では、そうした修正が必須となってしまった場合の対処法について今回はお話しようと思います。

ざっくり区分すると以下のような対処法があります。

ゲームソフトにおけるパンツ問題の対処法
①見せパン法
②暗黒空間法
③物理法則を無視した不思議布自動防御法

かなり崇高な技術と精神力が求められる繊細で専門的な説明になりますので、どうしてもこれらの技術が必要な職業の方か、もしくはどうしても好奇心という衝動が押さえられないブレイブ(勇気)をお持ちの方だけご覧いただければと思います。

それでは厳格に粛々と張り切っていきましょう。

ゲームソフトにおけるパンツ問題の対処法

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