見出し画像

今、私が感じること。19歳だから感じること。

お久しぶりなnoteです。みなさんこんにちは!

無事進級し、バッタバッタな日々を送っているのですが、先日あるニュースとアルバイト先での経験から感じたことがあったので「文字」という媒体を通して浄化儀式を勝手に行いたいと思います(笑)

「ヤングケアラー」「きょうだい」の再認識が始まった!

今日のニュースといえばコロナとかコロナとかコロナとか。

でもその中で全国的に「ヤングケアラー」の実態調査が本格的に始動したようです具体的な実数で言うと中学生の17人に1人、高校生は24人に1人がヤングケアラーであるという結果が国の調査結果によって明らかになりました。

画像1

ざっと35人単位のクラスで2人、もしくは1.5人くらいは該当すると言ってもいいのでしょうか。それも全日制の高校生なので授業や場合によっては部活にも普通に参加しているということですね。そんな彼らが帰宅すると待っているのが、家族の介護やお世話ということです。

彼らが誰の介護をするのかはそれぞれで、祖父母の介護、障害を持つきょうだいや両親の介護などなど…これといった定義はなさそうですね。

ここで質問ですが、家族の介護・お世話をするって家族として当たり前のことでしょうか?もちろん家族が好きだから、日常だからあまり深刻に感じない当事者もいるでしょう。それでも少しばかりの負担は間違いなくかかっていることでしょうし、自身の生活を犠牲にしていると言えると思います。

画像2

私もヤングケアラー?

そんな私も実はヤングケアラーでした??!!(個人的にはそうだったのかわかりませんが、報道や論文等を見ると当てはまるみたいですね)

今は年齢からして「若者ケアラー」と呼ばれる部類のようです!その中でも私は、プロフィールにもあるように重度知的障害の弟のお世話をしているケアラーであり、きょうだいであります。

今まで障害者をお世話してきたの感想を正直にいうと、愛おしい60%・ウザイキツイ40%といったところです。そんな甘ーい関係なんて難しいです笑 でも、彼のおかげで社会を見る視点が広がったのは間違いないですし、進路のきっかけになってくれた大切な存在です。本当に感謝でいっぱいです!!

とはいえども、時々「普通の兄弟像」に憧れる自分がいたことは間違いないですし、小中学生の頃の友達には意外とあっさりカミングアウトできていたのが、年齢が上がるにつれて言いづらさが出てきたような気がします。いえないことはないけど、なんか言いたくないなと思う日があったり。ある時は、アルバイトや友達の会話で障害者の差別的な発言や心のない言葉を耳にすると、身内でもないのに感情移入してしまい号泣する…はちゃめちゃです笑

でも、これらのことを誰に共有すればいいのでしょうか?親?友達?家族だけど・友達だけどいえない本音もあります。皆さんもそうでしょ?それも簡単に切り離せなわけじゃん。誰か聞いてくれよ!と思いつついまだにわからないのでこうしてたまにnoteにぶつぶつ書いたり、当事者グループの掲示板でつぶやく感じです。でもやっぱり私の口から色々話したい!これが今の本音です

19歳って支援あるの?

19歳って大人ですか?それとも児童ですか?

どちらでもない。が模範解答のように思えます。法律上での児童は18歳まで。成人は20歳(だんだん変わりつつありますが)。19歳ってポジションきっつ。この一年19歳として過ごした結果です。ヤングケアラーの支援グループにも属せない、若者ケアラーのグループにも属せないというもどかしい気持ちがいっぱいで、ましてやコロナ禍で話せる人が限られる状態で。一時期めいいっぱいになって自分を終わりにしたいとまで考え込むようになっていました。大学で福祉の勉強をすることにも嫌気がさして何もかも放棄したい。ケアラーとして本格的に悩むようになった時期でした。

19歳という子供を卒業して、大人への入り口の真ん中にいるこの時期は、ケアラーとしてそして若者として考えさせられる日々だったと思います。

ごめん話まとまらない!!なので結論です!

今までぐちぐちお話しましたが、結論に入ると

あなたの周りには実はこんな人がいるのかもしれないんだよという紹介です。

私もきょうだいとして、ケアラーとして弟や家族と向き合う課題はまだまだあるようです。将来のこと、後見人のこと、親なき後など障害者と過ごす上で必要となる選択を彼だけではできないからみんなで考えるようになるでしょう。

私自身若造ですが少なくとも、社会の理不尽さ・不公平さ・福祉教育の希薄さを経験している方かなと思います。「なんなんだよ!この制度!」「こんなことを平気で言えるなんて」ガッカリすることも多いです。

悲しいことだけではなく、優しい声かけや同じ境遇を経験されている方からのアドバイスもいただくことができて、ここまでこれたかなと思います。「弟くん元気?!大きくなった?」と声をかけてくれる友達がいることもとても心強いです。この場を通じて感謝を伝えたいです。

そして最後に皆さんと一緒に考えていきたいことは、

「どんな境遇の人でも優しい気持ちで過ごせる社会ってなんだろう?」です

グローバルな視点や新たな社会問題に切り込むことも素晴らしいですが、一度自分の周りの環境を観察してみることもおすすめします。

自分が今いるこの場所・環境にはどんなことが起きているのかな?何か課題があるのかな?いいところはどこだろう?

小さな世界でも大きな発見やいままで逃していた事柄が転がっているかも!私と一緒にやってみませんか?!

画像3

「きょうだい」「ヤングケアラー」など諸々のことはもっと詳しい方や文献等があると思うので、興味がある方は調べてみてください!長々と失礼しました!最後まで見てくださりありがとうございます!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?