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日々に役立つエレメンツの知識と理解(2)コミュニケーションー自分だけでは気づきずらい他者との違い その1

先日以下の記事をupしました。ザビエの考える元素や基本的な考え方も以下の記事にまとめているので、こちらから読んでもらえたら嬉しいです。

現在の身近なコミュニケーションの中で役立つ元素の理解


前回は、わたしの育った家族のもとでの話を元素の視点から書いてみました。今回は、現在の自分を取り囲む人間関係でのコミュニケーションについて、元素の視点から書いてみようと思います。

わたしは昨年の今頃に入籍して、共に暮らしているパートナーがいます。その相手とは、国籍はさることながら、言語・宗教・文化背景・食生活・細かな毎日の習慣まで、いわゆる「違い」しか目につかないくらい違う生き方をお互いにしてきたので、そのような「外的要因」からの違いにはいつも意識が向いていて、何がどう違うから結果どんなことが起きやすいのかを把握しやすいです。がしかし、今日ここで書きたい「日常のコミュニケーション」のような、どちらかというと「相手のことのみ」が目につきやすく、特に自分の傾向については無自覚でいてしまうことが多いことに、元素への知的理解はとても役立つ、と思っている今日この頃なのです。

ではここで、自分とパートナーの主要元素を紹介しますね。

わたし:太陽ふたごー 月てんびんー
パートナー:太陽おとめー 月やぎー

既視感・・・

幼少期の環境とパートナーに見出した雰囲気

パートナーと自分のそれぞれの主要元素を見ていると、前回書いた幼少期の環境ー元素でいうと「地」の環境ーで成長してきたのが、ここに継承されているのが、興味深いというか笑えてきてしまいます。笑える、といいたくなるは、なんだかんだで自分=「風」とは大きく違う「地」に対して、結果的にわたしは安心感を抱いているんだな、と思えてしまうからなんです。幼少期の体験の中に、大人たちと自分(の主要エレメント)の間に違いがあったとしても、なんだかんだで、その環境にいちばん小さな子どもとしていたわたしにとっては、少なくとも安心感を抱いて暮らしている環境だった、そしてその結果、わたしの無意識下に「地」=「安心安全な環境」という形で構築されたシステムは、今のパートナーのような「地」の質むき出しで生きる男性を迎えたのだなあ、と思えてならないわけです。

緩和してしまった睡眠

パートナーは今年の3月以降マレーシアに一時滞在していて、ここしばらくは遠距離生活でしたが、10日ほど前にわたしもマレーシアに来て、久しぶりに同居生活をしています。一人で生活していた3~6月の間、特に4月の終わりあたりから、睡眠に難を抱え始めました。入眠にとにかく時間がかかってしまい、眠れないことに焦って更に寝れない、、、という悪循環でした。要因に心あたりはあります。対策として、植物性のメラトニンを摂取することで緩和されてきてはいたのですが、こちらに来て以降、完全に緩和されてしまいました。ベッドに横になったら5分以内には確実に寝落ちする毎日を過ごしている、、、という事実が、わたしにとっての「地」=「安心安全な環境」であることに、新たな「裏付け」として加わったわけです。

こんな風に書いてみると、自分にとって本当に何が安心で安全だったのか、実際はわかっていなかったんじゃないか、と思えてきます。そのくらい、幼少期に体験したきた雰囲気に、わたしたちは「無自覚」でいるのだな、と思います。敢えて「わたしたち」と書いているのは、これまで長年自分の意識にはたらきかけるようなワークを数多くの人たちと共に積み重ねてくる中、誰もが「無自覚でいる」ところから歩き出すのだな、ということがわかったからなんです。

睡眠問題緩和に一役買ってくれた「地」の夫と「風」の自分。

自覚することでたどり着ける心地よさがある

そうやって無自覚でいることから自覚する状態へ変換していくのを助けるのは、トータルな体験(知的理解・感情の動き・身体の体験)だと思うのですが、この元素への理解は、まず「知的理解」の部分を担ってくれると思っています。

例えば、自分の元素的指向を知ると、自分には何が「当たり前」で「当たり前でない」かを理解することができます。わたしは40代後半になって、ようやく自分の主要元素が「風」=「思考」であることに自覚を持つようになりました。と同時に、その相対するところに位置する「水」=「感情」の元素に対し、「無自覚な苦手意識・拒否感」があることにもようやく気付くことになります。つまり、わたしにとって「感情」=「水」は何よりも遠ざけておきたい要素且つ遠ざけてきた、ということをようやく自覚したのです。

このことは、実家の母が時折見せる感情的な様子に対して常にわたしが抱いてしまう苦手感への謎を解くカギとなりました。母はうお座でまさに「水」の人です。わたしを取り巻く身近な人間関係の中で、唯一の「水」の人でもあります。母との関わり方だけでなく、母という人物像への理解を大きく助けたのも、もれなく「元素への理解」だと強く思っていて、母という自分のルーツに理解が深まれば深まるほど、自分にさらにくつろいでいる自分を時折感じるようになりました。このあたりは、こんな長編記事にも書いているので、お時間ある方は読んでみてください。

わたしのルーツである「水」の母と「地」の父

今日はもっとパートナーとの関わりでの元素的理解を書きたいと思ってパソコンを開き始めたのですが、わたしの無意識はどうやら「まずはルーツからでしょ」とわたしを諭したようです。

また近日中に書きたいと思います。
7月1日・2日の元素オンラインセミナー、ぜひご参加ください!わたしも通訳させていただきながら、更に、元素への深い理解を持ちたいと強く思っています!


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