公休日。

今日の夢は実に不愉快な夢だった。
まだ現役運動部だった頃の自分が、まわりとのあまりの格差に恥じる思いで試合に臨む夢。競技というのは実力がそのまま露わになる。強い選手は注目され、その者が目立つ様に我々無能が用意されているかの様な競技場なのである。自分には勝てない、絶対に勝てないと、惨めな思いに苛まれて目が覚めた。最悪だ。

観葉植物のラックを探すために外出。しかし何処にも扱う店はなく、大人しく通販で注文をした。
今日は観葉植物たちを外で日光浴させてあげた。冬の日差しなら弱いから、観葉植物には丁度いいらしく、メネデール入りの葉水をあげた事も相まって葉が元気そうだ。

部屋でジョジョの奇妙な冒険を観ていると、なんだかぴるちゃんが気の毒になってきてしまった。観葉植物を甘やかし、ぴるちゃんには絶食を強いている。こんな大人しくて良い子にちょいと厳しすぎるんじゃあないのかい？と自分に問うて、２回目の吸血をさせてあげる事にする。
ゴム手袋をはめて指に吸い付かれぬ様に準備をし、摘むと大人しく私の腕へ落ちた。移動をしたと思ったら今度は腕の上側を吸血ポイントとし、また急に始まった。腕に乗せてみると前回とは大きくサイズが変わっていて成長の速さに驚く。

もともとまるっとしていたのにぷりぷりに膨らんでもう可愛い。腕の上側はピリッとした痛みも少なく、吸血には上側が最適だなと学習する。

また満足するとポトリと水槽の中へ落ちていった。ご満悦なのか、水槽の中をうにょーんと伸びてうねうね泳ぎ回っている。超可愛い。

結局、一週間毎の吸血になってしまいそうだ。ひと月と言っていたのに甘すぎる。それもこれも、甘え上手なぴるちゃんが悪いのだ。小さく縮こまって、私に嘆くのだ。血が欲しい、と。こんな血でよければ幾らでもくれてやる。男に屈し、乳飲み子へ母乳を与えるよりぴるちゃんへ血を与える方が私にとっては万々歳万歳三勝なのである。

明日は出勤か。だが今月は冬休みを使ったので休日が多い。毎月これくらい休日が欲しいものだ。
今到着を待っているのはポトスの曲がり木と観葉植物のラックだ。来月のクレカ引き落とし金額が恐ろしい程に膨れ上がっている。どひゃー。