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自分では見えない部分の都合の悪い私を、見つけてくれた他人にありがとうと言いたい

先日、何ヶ月もかけて作っていた創作物に突然ものすごく嫌気がさして全部消しました!
あれを作っている時ずっと
「こんなんだったらやめちまえ」とか
「お前ほんとゴミやな」
みたいな言葉が頭の中でグルグル聞こえていたので、
ちょっとプチンと来て、だったらいっそのことてめえをこの世から消してやるよということで、抹消しました。
また1から頑張るぞー
心が軽くなりました!かるかん!

最近、人に嫌われる、という体験から自分を俯瞰的に眺める機会を得たので、そのことについて書いていきたいと思います。
具体的に言うと、私がクソ雑で正確性に欠けるという性質を、他人にドン引きされて嫌われる、という経験を通して、
あ、自分って(あくまで、ある一定の層の人にとっては嫌われるくらい)クソ雑なんだ!って気づけた、という出来事です。
元々スピード重視(というかスピードに全振りしすぎてパラメーターきしょい形になっとる)の自覚はあったのですが、人に嫌われるくらい雑なんだ!思ってたよりじゃん!という程度を知ることが出来ました。(どんだけ雑なんだよ)
非常に貴重な良い体験でございます。

基本、人にどう思われようとどうでもいい、と思っていた今まででしたが、
人に嫌われて、えっ!教えてくれてありがとう!となったのは初めてだったので、
これから人が自分をどう思ってるか気にしたいです。俄然興味が出てきました。
私って実はクソほど良い体臭がするとか、クソほど話がつまんないとか、自分が思ってもない発見があるかもしれません。
他者と関わることで得られる学びや気付きってやっぱすげえな〜。
他人ってすごい。

ちなみに、今回の話で言うと、
別に自分に正確性が著しく足りない、ということが分かったところで、そこまで重要性を感じていないので何かを改めようとかは思いません。
(だからなんだよって話ですが)
スピードは私にとって得意分野だし、体が勝手に動いてしまうものだから(病的にせっかちなだけです)これからも活かしていきたいし、
逆に正確性を重視しようとすると途端に何も完成しなくなる(加減がわからないのでゴールが分からないのです)という状態になることもなんとなく自覚しています…。
だから、今の状態が一番心地良いのです。
えっ何も改める気が無いんじゃあ、今回の体験にどんな意味があるの?という話ですが、
私に不都合な事実を改めて提示して、「その心地よさは本当にベストな状態なのかよ?それとも怠惰なだけか?」と私に問うてくれたということに価値を感じています。
私の平和ボケした頭に、不快なイベントを発生させてくれたのです。
今回は特に改める気にはならなかったけど、私の性質を再度深く自覚する機会を得たんです。
今までは持っていなかった、私は正確性に欠けすぎて(何回言うんだ)人をキレさせたんだぜ、という経験、
つまり、自分に足りないもの(というか性質)があることを知っているのと無自覚なのとでは、ASISとTOBEでレベル10くらい違うのではないでしょうか。
他者の反応を通して、これからも学びを得ていきたいでございます。

ちょっと話がずれますが、私は自分を都合の良い場所にばかり置いておくと、
自信がなくなってくる、
というデメリットにぶち当たることに最近気が付きました。
(自信というのはそもそも自分に嘘をつかない努力の積み重ねだと思っているのですが、それとは別のところで、自信が揺らぐこともあるんですかね。私にはよく分からないのですが、なぜだか居心地の良い場所にいると自信が無くなる感覚があるのです)
完全に個人的な見解ですが、(というか毎回全て個人的な見解でしかないですが)
居心地の良い場所では、
なぜだか世界は完璧に平和に思えてくるし、いつの間にか傲慢になってしまう、という、単なる私の性質の話でしょうが、都合良いことコレクションみたいな脳内になってしまうのです。
逆に、都合の悪いことに対面させると、メンタルはボコボコにされますが、自信がつきます。
それと同じで、自分にとって都合の良い、言い方悪すぎかよ!居心地の良い人達の中でストレス無く過ごせることは非常に幸せなことなのですが、
(非常にありがたい、感謝してもしきれないことなのですが)
そこでぬくぬくしているだけじゃその状況に甘んじて自分が怠けてしまう。
癒やされたい時は信頼出来る人に肩を借りる、
精進したいぜ!ってときは、可愛い子に旅をさせる、
自分を色んな人に触れさせる、というのは、積極的に意識して取り組んでいきたい次第です。積み上げて手に入れた自信をいつの間にかすり減らす前に。
旅先で、
チャック開いてるよ
と教えてくれる他人に出会えたらラッキー!という話でした。

最後に、全然関係無いのですが、(まじで全然関係ない)
結婚してる時1回だけ正月をうちの実家で過ごしたのですが、
その時実家の洗礼にあった元夫がファミコンドンキークリア出来るまで寝させませんというパワハラにあって、
ゲーム得意じゃないのに血の気の引いた顔で脅されながら一生懸命頑張ってたら、めきめき上達して、
「しおり(あ、ワイです)より全然出来るじゃん」
とお姉ちゃんと泥酔したお父さんに褒められて嬉しそうにしていたことをふとこの間思い出しました。
悔しかったけど、あの3日間くらいの帰省で、人が変わったように上達してました。
いや〜元夫は本当に素直だから、ちゃんとアドバイスとか受け入れるんですよね。
私と正反対だな〜ほんとすげえわ。改めて見習わなくちゃな、と思いました。
本当にまじで関係ない話でした…。

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