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【写真の切り口】路地裏の街並み

 これまで様々な写真を撮ってきたが、写真には様々な切り口があると思う。同じ場所でも注目する場所が違っていたりすることがある。街並みを撮り歩く際にも、壁だったり、建物だったり、オブジェだったりと様々な被写体(切り口)があると思う。

道(路)という切り口

 その中でも、今回は街の中に張り巡らされている「道(路)」に注目したいと思う。旅に出て、街を歩くときによく道の写真を撮ることがある。
 道と言っても、車がたくさん通るような大きな道ではなく、通りから一本逸れた道、細い道、曲がりくねった道、迷路のようになっていそうな道が好みだ。その先にはどんな風景が広がっているか、わくわくしてしまう。

 旅をすると観光名所のような場所も行くが、街並みを歩くのも面白い。これまで日本国内いろいろな街を歩いた。

真鶴(神奈川県)

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 真鶴には、背戸道という「家と家との間にある人の気配のする路地(神奈川県ホームページより)」があり、細い道、階段が迷路のように入り組んでいて、突然開けたかと思うと、海が見えたり。まさに好みの街並みだった。街の中をひたすら撮り歩いた。

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ふいに猫たちがいる裏道に出くわしたりしたこともあった。

神楽坂(東京)

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東京の路地裏の街。石畳の街に料理屋が面していたりと、昔ながらの日本らしい趣を感じさせる街並みが広がっていた。

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細い道、石畳の道が魅力的。(壁好きにはたまらない、いい感じの壁もあった。それはまた別の機会に)

六角橋(神奈川県)

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 昔ながらの商店街で、この日はシャッターが閉まっている店が多かったが、細い路地裏のような道にたくさんの店がぎっしりと,下町がぎゅっと凝縮されたような街並みだった。

鞆の浦(広島)

 かつて「潮待ちの港」とも言われていた地でもあり、昔の港町の面影を残しつつある街。

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 石畳の街には、和風の建築だけでなく、レトロな洋風の建築もあり、細い道や、石段が入りくんでいた。

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 日本の歴史に度々登場した街であり、史跡も多いが街歩きも楽しい。

尾道(広島)

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山の斜面に広がる街並みは、様々な映画でも度々ロケにも使われ、まるで映画の世界に入り込んだかのような気にさせる。

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 斜面に広がる街並みなのでアップダウンが激しいのだけれど、迷路みたいで楽しい。

細い道、石段、石畳のある街

 他にもこれまで様々な街を訪れたが、迷路のように入りくんだ細い道や石段、石畳のある街が自分としては好みのようだ。それぞれの場所は、名所として指定されてはいないが、街自体が、昔の面影を残しており、迷宮や遺跡を巡っているような気になり楽しい。旅でこのような街並みを歩き回るのが好きだ。

 緊急事態宣言が解除されようとしつつあるが、まだまだ気をつけないとならない日々は続きそうだ。また旅ができるようになったら、これらの街をもう一度歩き、まだいったことのない街も歩いてみたい。そんな日が再び来ることを祈って、今回はこれまで旅で歩き回った迷路のように入りくんだ路地裏の街並みについて書いてみた。

 これまでにホームページに掲載している街の写真のページのリンクも一部載せてみた。まだ、まとめていない街の写真もあるので、今後まとめていけたらと思っている。

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 稚拙な文章ではありますが、最後までお読み頂き有難うございました。「この街も素敵だよ」など、オススメの街があれば是非、コメントもよろしくお願いします。

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