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モッツァレラチーズ〜モノローグ

たぶん、今年最後の投稿です。
皆さま、今年もお世話になりました、よいお年を…。

最近は生活のほうの比重が高くなってしまって、noteの活動は1ページ漫画の投稿がほとんどで、セーブ気味でした。

漫画を描くまでに期間が空いてしまうと、ペンを手に取っても、なかなか気が乗ってくれなくなります。
それでも、なんとか描いているうちに「そうそう、この感じ」と、徐々に楽しい気分を思い出していきます。

日々の生活がどうであろうと、周囲の環境がどうであろうと、やっぱり自分の本質は漫画の創作にありたい。
その思いは今も変わっていないので、来年はもっと精力的に作品を描きたいなと思います。



モノローグがお好き


余談ですが、漫画を描いている作業中、僕は主にドラマやアニメを流していることが多いです。

今日は『東京リベンジャーズ』でした。

『東リベ』の何がいいって、単純明快なストーリーです。タイムリープものではあるのですが、基本はヤンキー同士がひたすら喧嘩している話なので、観ていてわかりやすいです。

ただ、それ以上にわかりやすいのが、主人公・武道(たけみち)の心の声です。
武道が目の前の状況やその時の自分の気持ちを、要所要所できちんと言葉にしてくれているんですよね。
「なんで、あの○○が、××じゃないんだ…?」とか、「つまり○○だから、△△ということか…!」という感じのことを。心の声で。

おかげで、置いてけぼりをくらわずに済む、視聴者に優しいつくりなのです。
たとえば作業中で、テレビ画面への視線がチラチラ程度であっても、ちゃんと楽しむことができます。
もちろん、熱い展開になると、ついテレビ画面のほうに見入ってしまうのですが。


ついでに、ドラマ部門でも、紹介したい作品を2つほど…!

『おいしい給食』。主演は市原隼人。

教師・甘利田(市原隼人)は、いかに給食をおいしく食べるかを追求しているキャラなのですが、彼が給食を食べているときの心の声がめちゃくちゃにテンションが高くて、可笑しい。

舞台設定が1980年代でして、当時の給食の雑学も語られ、結構ためになります。ミルメークとか、ソフトめんとか、僕は給食で食べたことがありませんが、親からはよく聞いたものでした。


『ソロ活女子のススメ』。主演は江口のりこ。

OLのさつきさん(江口のりこ)が、退社後にどこかのスポットにくり出し、「ソロ活」を満喫するという一話完結のドラマです。
さつきさんが「ソロ活」中に、心の声でときに冷静にツッコミを入れ、ときに素直に楽しんでいるのが、なんだか微笑ましい。

ソロ遊園地とか、ソロバーベキューとか、一人で行くにはちょっとハードルが高いところもあれば、「こんなスポットがあるんだ」という、意外なところまでお出かけしていて、世の中の広さ・多彩さを知れます。

どのスポットも毎回絶妙に「行ってみたい」と思わせるところばかりで、僕も影響を受けて、いくつか実際に行ったことがあります。


つい今月も、行ってきました。

上野にある「東京国立博物館」です。

「教科書クラス」の国宝がたくさん展示されていました。
さすが、「日本で最も長い歴史をもつ博物館」(ネット情報)というだけあります。

どーんとしていますね。

ここは埴輪でも有名な博物館でして、

にっこり笑顔の埴輪にも出会えます。毎日こんな顔で過ごせたらいいですね。
それから、

「倍返し」のドラマで見たことがある大階段もあります。僕はここで頭取の役を演じてみたいです。

そんな見応えのある博物館でした〜。

帰りの上野公園の夕焼け

…と、アニメやドラマの紹介から、なぜか自分が出かけてきた話も書いてしまいましたが、書きたかったのは、僕もたまにはお出かけしてますよ、ということではなく、先に紹介したどの作品も、主人公の心の声(モノローグ)が魅力的、ということなんですね。

語りに個性があると、自然と惹き込まれますよね。モノローグは、その人物の考えや気持ちそのものですが、同時に、作品全体の雰囲気を形づくる重要な要素だと思います。

僕が漫画をモノローグで描いているのも、モノローグという手法自体に惹かれてのことかもしれません。もっとも、自分の漫画では正しく使えているかわかりませんが。

何はともあれ、モノローグがお好き、という話でした。



これまでずっと、週間での投稿を目標にしてきていて、投稿するたび「◯週連続投稿!」と出てくるポップに励まされていたのですが、先月、その記録を途切れさせてしまいました。何週まで続いていたのかは、覚えておりません。

継続さえすればよいというわけではないし、また別の目標があってもよいかもしれませんが、とりあえず今は、また一からでも、もう少し頑張ってみようかなという感じです。

年末年始、ゆっくり過ごして一年の計画を立てようかと思います。

それでは、改めて、よい年をお過ごしください!m(_ _)m

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