夏の日々と、「自然と共生する」ベトナム建築散歩
ベトナムで活躍される日本人建築家の一人、西澤俊理氏/ NISHIZAWA ARCHITECTS が設計した、ベトナムアンザン省のチャウドックにある多世帯住宅「チャウドックの家」。
この設計図と、光と風を取り込む家の解放感。チャウドックといえば、カンボジアとの国境の街で、ベトナム全土から巡礼に訪れる人々で賑わい、そして水上の家々が多い。そんな中、もともとあった家の雰囲気や自然との繋がりを大事にしながら、建てられた。私は、この家を見て、こんな空間に住みたいと思った。
今回は、ハノイからホーチミンまでの建築散歩で見つけた街の景色と色彩を。夏の暑い日々、時折、雪崩のような土砂降りの雨を横目に見ながら、ただ感受性を鍛える日々。
暮らす場所を選択する際に、「日常生活の景色がどれだけ心理状況に影響するか」と考えるのは大事だと思っていて、その日常生活の景色は、主に建築や、その建築様式も気候によって変化するので、気候→建築→日常と考えたときに、この国の風景は、心の豊かさに繋がっているのだと思う。
夏の日々。建築散歩はまだまだ続く。
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