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マルシェで、地域と人の繋がりと元気を取り戻す!「ヒミツキチ HIDEKICHI」

地域と人をつなぐ架け橋となって、人が集まる場所をつくり地域の元気を取り戻したい! それがマルシェでした。

吹上にある「ヒミツキチ HIDEKICHI」のオーナー 立石 紀恵さんは、人が集まる場所を造って地方を元気にしたいという一念から2017年に有志を集めて、吹上町で第1回目のマルシェをスタートさせました。

●マルシェをゼロからスタート

「マルシェって何?」 といわれて初めはみんながついてこられずに、僅か10事業所くらいからのスタートでした。

それでも回を重ねていくうちに、だんだん増えてきて、以前吹上砂丘荘で開催した時は出店事業者が100を超えるような大きなマルシェを開催できるまでに成長してきました。

開催場所は日置市に限らず、祁答院町や出水などでも開催していました。

しかし、あれから5年が経過して現在はコロナの影響で、「マルシェもできなくなりました。」と少し寂しげですが、そこは持ち前の明るくポジティブな性格で次の策を実行中です。

●新たな展開

コロナ禍で人をあつめるマルシェができなくなり、その他で地域の方に元気になっていただくにはどんな方法があるのだろうと考えた時「子ども食堂」ならできるかもと考え、有志の方々に声掛けしました。

すると「私もてつだうよ!」と次々に協力者が集まりました。

その話が地域の方たちにも伝わり、農家の方たちには出荷できない規格外のニンジンや大根など無償提供していただき、会場で配るお弁当の材料も近隣の卸店等から無償提供をしていただきました。

第一回の「子ども食堂」を、令和4年2月23日に日置市役所吹上支所前で実施して、100食のお弁当を提供しました。

子どもは無料提供で大人の方には300円での提供をしました。

あわせて、野菜やお菓子などの無料配布も行い集まった方々からは、「これで又元気が出たよ!」とお声掛けいただいた事が、最大の喜びでした。そして会場では民生委員の方や、社会福祉協議会の方にもお手伝いを頂き志のある人の協力があってとても助かりました。

今後も、行政と民間が協力し合って「子ども食堂」を継続していきたいと強く思いました。

ご協力いただいた皆様には感謝しかありません。

●「ななちゃんの生キャラメル」

 立石さんはオリジナルの生キャラメルも製造販売しています。

なぜ?「ななちゃん」

娘さんが小学校3年生になったある日、立石さんが外出して帰ってみると、台所から甘くて美味しそうな匂いが漂ってきたので行ってみると、買い置きしていた高価な菩提樹の蜂蜜を使ってお菓子作りをしている娘さんがいました。

幼少期から一緒にお菓子作りを経験していて自分で作ってみたくなったのか、そこにはおいしいお菓子が出来上がっていました。

娘さんの名前が「ななちゃん」

これがネーミングの由来で、そこから商品化して現在に至っているそうです。

●現在の活動拠点「ヒミツキチ HIDEKICHI」

吹上町にある古民家を改装

庭には吹上町の名士であった「福田秀吉さん」の胸像があり、風情のあるたたずまいの中で、ランチと手作り雑貨を販売中

雑貨は県内の20軒のハンドメイド作家さんの作品をメインに取り扱っています。

住所:日置市吹上町中原2883-1
電話:090-9077-1407

前回の記事:陶芸家「松韻窯」の魅力

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