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感情を作るもの

土曜日というのが、ほとんど全部私が当番を引き受ける日になっている。
この日は古くからナースが1人勤務なので、心や身体の持病を持っているナースや、心配性のナースが務めると重圧がかかりすぎるらしい。

こういう場合はこうして下さい。。。というふうに、予め指示を出しておいて週末2連休を取ったことも何度かあるが、ろくな結果にならなかった。何が起こるか分からないので、それを文面にすると百科事典のようなマニュアルになってしまうので、頼むから察して欲しい、それか電話してほしいとお願いしたがそれもパニックになる人には無理だった。

施設長が「それじゃ休めないじゃん!」と嘆いてくださるが、まあ多分大丈夫。新しい人も採用したことだし、人員はウヨウヨしている。そのうち育って下さるだろう。

愚痴だけど、今現在は任せると危険だし、その危険を防ぐために注意をすると「私なんてダメだ。」となる同年代の方々が居る。
仕事をやるのは大変で辛いけど、やって貰うのも自分が出来ないからだ!と落ち込みのだと言う。

しかし、ここ二日間で新しい人が増えたので、そんなことを言っていた人たちもウキウキとハイテンションになっている。先輩風が吹かせるからなのか、教えている様子を見ていると興奮しすぎ。

そして今回の新人さんたちは出来る方々なので、しばらく時が経つと、またしても下克上が起きていると落ち込み出すような気がしないでもない。

頼む。変な闘いはやめて利用者さんを見てほしい。

人が落ち込むとき、被害妄想になる時というのは、ほとんどの場合、自分自身の考え方や生き方がそうさせている。

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