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ベッドと台所と書斎と君

元旦の勤務が終わったら2連休。わーい、お正月休みだー♪

ということで、元旦は帰宅後にローストビーフを作る。昨夜スパイスを刷り込んで寝かせていたブロックを室温に戻しつつ、お雑煮を作る。

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若い頃、東京に出て来た時、友人宅でご馳走になったお雑煮にビックリしたことを思い出す。小松菜と餅しか入っていなかったからだ。

各家庭や地域によってお雑煮の様相が違うと知ったのは、この時が初めてだった。

そして高校時代に居た熊本はとても具沢山のお雑煮で、人参、サトイモ、ゴボウなど色々な野菜が入っていて、印象的だったのは、鶏肉の他にスルメが入っていたこと。あれは何だったのだろう?婆ちゃんのオリジナルだろうか?

大人になってから色んな地域のお雑煮を食べて後、最近自分で作るお雑煮は毎年微妙に違う。要するに雑煮と文字にされているくらいだから何でも良いのだろうということで。でも、だいたい九州に居た頃のテイストが強いかも知れない。

今年は大根おろしとタラコを載せてみました。

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ちなみに、翌日2日の昼、残ったスープでうどんを作る。たまたまKちゃんが『うどん、食べたい。』と言ったからだけど。

そして、Kちゃんが家族旅行のおみやげでくれたピリ辛肉味噌を載せてみたら美味しかった♪ やるな、群馬県。

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この日の朝は、冷凍パイシートでクロワッサンを作って焼き、はや2日目にしてローストビーフも無くなろうとしている。2人しかいないのに、いったい何故。

えーと、夜は何にしようかな?・・・からのブイヤベース。たまたま冷凍のエビやイカがあったから。

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アサリとか貝類が欲しかったけれど、これはこれで美味しかった。スパイスとオリーブオイル最高。せっかくご飯を炊いたけど、一口食べたあと、Kちゃんが『これはパンだ♪』とパンに載せたり、逆にパンを浸したりして食べていた。

明日は何にしようかな?多分、このブイヤベースをピザソースに使っても美味しいし、もしかしたら、このスープでカレーを作るかも知れない。

『なんか、年末からずっと台所にいて疲れない?』と気を使われるのだけど、それどころか、何だかウキウキしている。

某人気男性占い師が、コロナ渦に離婚が増えたことについて『書斎がある家は離婚が少ない。男は書斎を与えておけば良い。』と言っていた。要するに、男には、一人で好きなことをする空間が必要だという意味なのだろう。

私の場合は、書斎も台所も欲しい。それだけで楽しい上に、ありえないほど美味しいと言って食べてくれるので、ほんとに嬉しい。ついでに運動するスペースも欲しいのだけど、そんな贅沢が出来る身分ではないので、そこはジムへ通おう。

話は飛んだけど、台所が一番癒される場所だというのに、何故この人生は、ずっと外で働きっぱなしなんだ?と疑問に思う正月、2日目の夜だった。

それは、自分で選んでいるからだよ。そうそう、現状は、果てしない選択の結果に過ぎない。そして、色々あれど、案外楽しんでいる。今年もこれで行こ。

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