『かぜはふくもの』
強い風がガラス戸を叩く
目に映る景色は変わらない
木々や家々に跳ね返り
音はぴゅうぴゅうと鳴り響く
落ちているもの何処か遠くへ
戻れない旅路に出掛けていく
人や車の流れは変わらない
ぜんまい仕掛けのオルゴール
街中から漏れ聞こえる音楽
思い出と共に唇を噛み締め
ふいてくる方向へ背を向け
定められた道を歩み続ける
ふくものだから
逆らわずに向かうもの
その先には
忘れられない思い出の吹き溜まり
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