「とある日の日常」
時間はあるけどお金がないって言う。
その逆も然り。
色んな言い訳を並べてみたくなる。
余計なことを考えないでとことんのめり込む。
趣味や恋愛の領域なのだろうか。
仕事ってそれはそれでワーカホリックじゃない。
空を見上げて海を観に行くだけで事足りそう。
ノリツッコミで終わらせようとする。
愚痴ではなく良くある日常の話。
行き交う人は楽しげな顔をしている。
負けじと満面の笑みを浮かべる。
すれ違った後元に戻るようじゃだめなのだけど。
逃げるように誤魔化すようにスマホを見る。
それはそれで正解のような気がする。
やはり自分は自分にしかなれない。
自己陶酔の世界が一番安全なのだろうか。
程々に気付かせてあげよう。
最後に残るのは自分らしさ。
…かな。
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