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『川の水がひたひたに』

いつ間にか

気付かないふりをして

わざと通り過ぎて

見ないといけない

避けては進めない

すぐ側を流れる

溝川のように


いつも何かしら

ぷかぷかと浮いていて

下の方へ流されていく


今何が必要なのだろう

川の流れが象徴して

あからさまに証明して


雨や雪がもたらすもの

潤いや勢いを与えて

何もかも忘れるかの如く


今は必要ない

何年後かに必要になる

言葉の響きは曖昧で


空の雲へとつながっていく



いつの間にか


川の水はひたひたで


くるぶしが見える程度に


必要とされること


とても大切で愛おしく思い


想いごと、空へと投げ放った



よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、クリエイター活動費として使わせていただきます。自身、未熟な部分が多々ありどこまで出来るのかわかりませんが日々進化し続けることはやめないつもりです。