Plot47 FM#86: 「ソフィアさん、御出身はどちらですか?」<ー ギリシャ語とラテン語名詞の「a」との勘違いをしていました

今回は「ソフィアさん、御出身はどちらですか?」について取り上げます。

「ソフィア」というと、アチラコチラで使われている名前ですが、オリジナルの意味について見ていきます。

今回の放送内容:
1.「ソフィア」という名詞の使われ方
2.もともとの意味と所有格
3.ウルトラマンのお兄さんの名前が「ゾフィー」?
       ウルトラマンのお兄さんの綴りは「Zoffy」ですが、もとは同じでは?
4.名詞が「a」で終わる意味
5.「ソフィア」を日本風の女性の名前に変えたらどうなるか?

文字による概略は、下記を参照願います: ↓

「ソフィア」というと女性の名前っぽいですね。

実際、昔そんな名前の知人がいました。

ソフィアは、人の名前以外にもいろいろ使われています。

たとえば、ブルガリアの首都はソフィアという名前でブルガリア語では「София」と書くらしいのですが、知らないでキリル文字を直読みで「ソフィヤ~」と読みそうです(笑)。

日本にもSophia Universityなるものがありますね~

では「ソフィア」の意味は?

何時もの定番、後輩女子社員の好物古代ギリシャ語です。

Σοφια(ソフィア:ギリシャ語) = Sophia(ラテン語) = 知恵 / 叡智

従い

Sophia University = 上智大学

なお、単語の語尾が「a」で終わっているので、基本女性名詞、ラテン語で考えるなら「所有格」ぽさを感じます。

なお、フランス式「Sophie」、ドイツ的には「Sophie / Sofie」、時々歌の歌詞に出てきそうな「Sonia」も、もとは「Σοφια」と思われます。

そこで日本語的要素で考えると

Sophie = Sophie =  Sonia = Σοφια = 智子

になるのではないかと想像します(笑)。

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