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ご存じですか?「愛の貧乏脱出大作戦」。25ほど前の番組から学んだこと。

昔懐かしい番組、少し探せば見ることができるというとんでもなく便利な時代になりまして。懐かしいなと思いながらこの数週間深夜、毎日のように見ている番組があるんです。みのもんたさんが司会をされていた「愛の貧乏脱出大作戦」。いやぁ、勉強になります。あっ、こんばんは。プラスニド上山です。


その昔、約25年前からテレビ東京系で放送されていた「愛の貧乏脱出大作戦」。ご存知の方もいらっしゃるかと思います。


どんな番組かを要約しますと…「飲食事業になんらかの理由で失敗した方を番組が助ける」というもの。例えば、中華で失敗したならば「中華の名店」で修行して技術を学び、新たな出発の手助けをするという流れです。


数年に渡り放送されており、約100人ほどの方を番組が助けたということになります。当然助ける名店側もそれなりに多くいらっしゃるわけです。(番組では「達人」と呼ばれます)


達人のところまで修行に行っても、立場をわきまえず、適当でええ加減な態度を取る人が多く、毎回達人に諭されるわけです。そしてたまには怒鳴られれたり。


料理を作ってお皿への飾り付けの際、「お客さまのことを考えているか。」、「食べに来ているお客さまをなんとかして喜ばせようとしているのか。」と問い詰められるのですが、過去に失敗した方は別に何も考えておられないんですよね。


番組を見ていてふと気になったこと。それは当時「名店」と言われていたお店、「達人」は約25年経った現在どうなっているかということです。なんとか検索して調べた限り、9割以上の確率で今も繁盛しておられました。


そして番組に応募した事業に失敗した方のお店はというと…3店舗ほどが今も元気に経営されておりましたが、あとはすでに閉店、行方知れず…。


お客さまに対する商売の正しい考え方は今も昔も変わらないと気付かされました。名店の達人がいつも口にしていたことは、「お客さまを喜ばせる料理を作る」、「心を込めて料理する」ということ。


いくら達人から美味しい料理を教えてもらっても、この気持ちを持ち合わせていなければお客さまはまたここで食べようとは思ってもらえるはずもないんですね。


今、僕はゲンナイ製薬株式会社を立ち上げて14期目。売れそうな流行り製品には正直目もくれず、地道に自分が良いと思う製品だけを突き詰めて作り上げ、お届けして今に至ります。


もちろんプラスニドもそうです。「とりあえず適当に編んだものを良さげなパッケージにしておけばに売れば売れるやろ。」、みたいなよくある考えは毛頭なく。


「コストがかかっても良いので品質が高いものを作る。」それが高いと感じて見てもらえない方は仕方ない、追いかけない。



それよりも見ていただける方に対して精一杯の企業努力をし、良いものをお届けするという信念です。


25年前の番組から、「達人」が発する言葉を耳にし、商売への想いは間違っていなかったと確信した次第です。


月並みではございますが、これからも一切手抜きをすることなく、一生懸命製品作りに精を出し、お客さまに製品を通じて笑顔になっていただけるよう頑張ってまいります!



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