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若者世代の「支持政党なし」約6割、浮かび上がる世代差【政治に関する意識調査結果②】

2月20日のnews zeroで、12月25日から1月5日にかけてPMIが実施した「政治に関する意識調査」に対する回答が取り上げられました。

引用されたのは、アンケートの自由記述に寄せられた、20代から30代の若者の声。「もっと一人一人の声に耳を傾けてほしい」「政治に対して意見をどこに届けたらいいかわからない」といった様々な意見が紹介されました。

news zero(2024.2.19)より引用

一方同番組は、政党支持率としてNNN・読売新聞が実施した世論調査を引用。『「支持政党なし」が52%』と紹介されています。

半数を超える「支持政党」なしですが、この内訳はどうなっているのでしょうか?年代によっても異なるのでしょうか?異なる調査にはなりますが、PMIが実施した「政治に関する意識調査」でも政党別の支持率について質問を行っていたため、今回はその年齢別データをお出しできればと思います。

「政治に関する意識調査」よりPMI作成

こちらのデータは、「普段から支持している政党はありますか?」との問いに対し、選択肢から選ぶ形で回答いただいた結果になります。

いずれの年代においても、政党の中では「自民党」と答える割合がもっとも多く、20代では12.9%が、もっとも多い70代では21.8%の方が自民党と答えています。

一方、いずれの年代においても、割合としてもっとも大きいのは「特にない」と答えた層で、20代では57.5%、30代では61.7%、そして意外にも40代がもっとも多く、71.9%となっています。その後、年齢を重ねるにつれて割合は減っていき、50代では65.1%、60代では52%、70代では36.3%まで減少します。

「政治に関する意識調査」よりPMI作成

このように、同じ質問項目であっても、年齢に応じて相当回答の傾向は異なることが分かります。

みなさんはこのグラフから何をお感じになられますでしょうか?何が要因だと思われますでしょうか? #ルールはつくれる変えられる のハッシュタグをつけて、みなさんのご意見をXにてお寄せください!

PMIでは、引き続き分析を続け、継続的に公表していきます。引き続きご注目いただけると幸いです。

お問い合わせ(メディア関係者の方)

テレビ・新聞等でデータの引用、ヒアリング等をご希望の場合は以下のフォームからお問い合わせください。
https://forms.gle/jspSuQvRUMZr5Uun6

具体事例:
https://note.com/pmi/n/ne14c03db72b1




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