潜在層はガラス質

どーも、難しい言葉はよく知らないおれです。

というわけで、「マーケティング」というものがよくわからない。
すげーカンタンに言えば「商品を買わせること」なんだと思うけど、それを小難しく勉強しなくちゃいけなかったり、理論がどーのこーのと言われると、マーケティングをちゃぶ台の上に乗っけてひっくり返したくなる。
(ちゃぶ台ってどこに売ってんの?ニトリ?)

あと、マーケティングを振りかざして専門書なんかを書いている著者の方々が実践して本当に売れるのだろうか。
株とかなら成功しそうな気もするが、提唱したマーケティング手法を120%の力で発揮したところで、その商品が売れる気配がしない。

映画評論家がいい映画を作れないのと同じ気がしてしまうのである。
(人はそれを「口だけ野郎」と揶揄する)

昔、小説以外の本もたまには読んでみるかと、コトラーのマーケティングに関する本を読んだ気がする。
周りでも話題になっていて、「コトラー先生はこう仰っている」と誰よりも先に言いたい明治時代の腐れ学士みたいなやり取りを所望して、鼻息荒くページを進めたものである。

しかし、数年経って覚えてるものは何かと問われたら「そうですな、著者名と表紙の色ですかな。表紙のタイトルは忘れました」というレベル。
昔のかっとばせキヨハラ君のギャグは覚えているのにビジネス書なんてそんなもん。
中身なんぞもちろん覚えておらず、それを実生活で活かした記憶もない。

「コトラーの本を読んで売上がアップしました」「身長が伸びて彼女ができました」「次の宇宙飛行士に選ばれました」そんなことを言っているのは異常者で、まやかしであることを我々は常に注意し生活していかなければならない。

ちなみにコトラーはたまたまおれが読んだというだけで、コトラーが悪いということではないことは強めに否定させていただく。
なので、「あいつコトラー先生の悪口言ってますよー」という輩が現れても、そういうことを言ってるのではないと諭していただけるとありがたい。

おっと、お迎えが来たようだ。

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