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アートセラピーから感じたこと

昨日のカウンセラー勉強会は、アートセラピー(風景構成法)だった。

一枚の画用紙に、まず川を描く。
続いて山を描き、田んぼを描く。

川→山→田→道→家→木→人→花→動物→石・岩→あとは好きなものを描き足すという順番だ。
描きたくないものは描かなくてもいい。

専門的に分析する人はいないので、描いたものを説明し質問に答えることで、気づき、カタルシスを得るのが目的だ。

「風景構成法」は精神科医の中井久夫氏によって考案されたもので、詳しいことはGoogle先生にお聞きください。

今回3回目だったが、描きながら前回との違いも感じた。

今回は、家族の繋がりを大切にしたいと思っていること。
退職後のステージを模索していること。
どこに住むか、何をするか、夫婦の関係はどうなのか、考えるきっかけにもなる内容だった。

そして、最後に描き加えたものは、青い翼の旅客機。
自分自身は、スーツケースを持っている。
それを描きながら思ったことは、自由にあちこち遊びに行きたいということ。
特に海外に行きたいわけではなく、仕事を忘れてのんびりしたい気持ちを再確認した、ということだろうか。


ところで、今朝スマホのメモ帳を整理していたら、コロナ後に行きたいところリストがあった。
行きたいというより、気になるから忘れないよう書き留めたものだ。

ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ
マルエイガレリア
とんちゃん「ふじ」
どすこい力士食堂
ミナ ペルホネン ミュージアム
陽秀院紙張り地蔵
フランクロイドライトスイートルーム
根津神社
一条戻り橋

国内の行けそうなところの一部だけれど、帝国ホテルから大須のホルモンまで、好奇心あるんだなと思う。


風景構成法は、箱庭療法と同じく専門知識を持った人と話しながら進めるのが本来のやり方だ。
とはいえ、言語化できない自分の願望や葛藤を知ることができるアートセラピーは、カタルシスも感じられてなかなか興味深いものだった。

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