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便利な名古屋弁どうぞ

林伸次さんのツイートにコメントしたら、noteのマガジンに引用してくださって、今朝はビックリ。

しかし、ふだんTwitterは空に向かって言うような調子なので、言葉遣いが失礼になってしまい反省です。

その中で、岐阜出身の私が名古屋弁を前に、いとも簡単に降伏したように書いていますが、そのとおりです😅

18歳で家を離れ、住んだのは下宿。
そこには4歳年下の女の子がいて、毎晩のように私の部屋に遊びに来ていた。

もちろん大家のおばさんとも毎日会うので、名古屋弁の密な状態が続いた。

「そうなんや」「行っとるやん」なんて岐阜の言葉は、使う機会を失った。
そして気づいたら、名古屋下町にすっかり馴染んでしまっていた。
市内で生まれ育った友達にも驚かれるくらい、下町のオバサン名古屋弁になるとは。

たぶんそのころ身につけたんだと思う。
あの便利な名古屋弁。
自慢する時も自虐の時も、さほど珍しい話でない時も、肯定も否定もこれをつけたら完璧になる。


「いかんわ」

「スタバに行ったら、でら混んどったでいかんわ」
「商店街のくじ引きで、1等が当たったでいかんわ」

そして究極の、
「いかんでかんわ」(いかんでいかんわ、の短縮形)

言ってる自分も、もう意味はわからない。
強調したいだけ😅

「いかん」と「あかん」は「だめなの」という意味で同じなんだけれど、私は今でも「それはダメだよ」と言おうとする時、「あかん」なのか「いかん」なのか一瞬迷う。

もう名古屋か岐阜か、わからない自分。

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