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Adoの新曲「唱」から読み取る日本ポップのマツケンサンバシステム

Adoの新曲「唱」から読み取る日本ポップのマツケンサンバシステム

唱 - Ado

・みなさん、おはようございます。最近TikTokでこればっかり流れてきません?ってかTikTokって流行ってる曲ばっかり流れてくるシステムだから流行る速度も早いけど終わる速度も早いですよね。というわけで今回はこのAdo氏の最新曲、「唱」を聴いていきたいと思います!

・あの〜あれですね、スパニッシュな、スパニッシュなフラメンティックなギターを今回は交えておりますね。イントロから。イントロの出だしとしてはEDMっぽいギュイギュイギュイギュイーンなビルドアップからフラメンティックなギターが入ってくるというこの闇鍋リゾット。これですよ。これこそ日本ポップの真骨頂。面白いものはなんでも混ぜちゃおう!10月にハロウィンやって12月にクリスマスやって1月に正月やっちゃおうぜテンション!やっぱりこれこそ日本独自のクリエイティブ力だと思うんですよね。EDMとフラメンコ合わせてみようとか、ちょんまげが金ピカになってオーレ!って言いながらサンバやるみたいな。昔から和洋折衷といって、外国の文化と日本の文化を交えるのがすごく得意なんですよね日本人って。それこそこういう文章を書く際に、日本独自のひらがな、カタカナ、中国の漢字、英国の英語まで交えちゃうんですから。まあこういうなんでもしっかり激突せず柔軟に受け入れるからこそ日本はどこにも滅ぼされたことがないんでしょうね。まあ第二次世界大戦で実質滅ぼされてる感じするけど、でも明治維新で不平等条約ガンガン締結されたとこから巻き返せてるわけですしね。戦後高度経済成長でガンガンGDP上げまくってるわけですから。まあその過去の栄光を永遠引きずってるところあるんですけど。そんないたいけな僕ら〜可愛がって〜ね〜世界中の皆さ〜ん。

・まあでもやっぱり最近でいうとビルボードっていう今一番アツい音楽ランキングで1位ぶっぱなしたYOASOBIのアイドルじゃないですか?でもこれもやっぱり和洋折衷ですよね。日本独自に作り上げたアイドルミュージックを基盤にヒップホップなど様々な要素を取り入れるというマツケンサンバシステム。これによって日本音楽は日本でしか売れないと思ってたけど海外いけるやん!っていう突破口が開いたような気がするんですよね。まあ藤井風の死ぬのがいいわも去年海外でウケたっぽいけど、あれはイレギュラーというか、あれをサンプルにするのが多分難しいんだろうね。まあもっと死生観の強い曲作ろうっていうのは流石にいろんなリスク高くてGO出なかったんだろうね笑

・んでこれAメロ、Venusとかハッピーサマーウェディング系かと思ったらインドやん。ナン屋で流れるやつやん。そっちか。まあ確かに今ナン屋めちゃくちゃ多いし、あとubereatsとかナンめっちゃ出てこない?フードデリバリーめっちゃ強いよね。あれね、やっぱ海外の人たちってフードデリバリーがめっちゃここより主流なんだよね。あとまあ決済とかアプリでやってくれるからレジでの対人でトラブル起きないしナン屋的にめっちゃありがたいんだろうね。あとインド映画がネットでバズってるもんね。インド映画のあのミュージカル感をネット民が拾ってきて、みんなでバズらせちゃったんだよね。ほんで去年のセカオワのHobitなんかインドミュージカルオマージュしてたやんMVで。そして今年インド映画「RRR」が大ヒット。マジでインドカルチャーに対する抵抗無くなってきてるよね。ほんでここでAdoチームがインドに目をつけたってわけか。くぅ〜!!やってんねえ!!時代作ってんねえ!!

・ほんでこれようできてんなあ思ったらUSJの案件やないかい。おい、USJってあの日本最強マーケター・株式会社刀の森岡 毅のとこじゃない・・・はあ〜まあそのUSJがどこまで制作に関わってるのかはわかんないけど、なんかでも緻密に論理的に構成されてるのはやっぱり森岡氏がかじってんじゃないかなあって思っちゃうよね〜

・というわけで今回はAdoの「唱」を紹介いたしました!では僕は逆光の「いがりをぉ〜!!」の部分でも練習します。

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