見出し画像

2010年代のJ-POPを進化させたみたいな令和のJ-POPアーティスト「omoinotake」おすすめ5選

みなさん、おはようございます。


最近、J-POP聴いてますか?

え、聴いてる?Vaundy?

いやいや、あんなんJ-POPちゃうから。J-POPの域超えてまっせ。

え?藤井風?いやR&Bやん。あんなんもうR&Bよ。

え?King gnu?髭男?あいみょん?星野源?米津?

ちょっと待ってくれよみんな・・・


そうやってさあ・・・

音楽性高い曲ばっか聴いてるんじゃないよ・・・


おい思い出せよ・・・

俺たちが10年前聴いてたような曲をよ!



明日今日より好きになれる〜溢れる思〜いが止まらな〜い


あと一粒の涙で 一言の勇気で 願いが叶う


ありがとう〜って伝〜えた〜くて〜 あな〜たを〜みつ〜める〜けど〜


愛してる〜の言葉〜じゃ、足りないくらいに、君が好きっ


あい〜た〜くて〜 あい〜た〜くて〜 ふ〜る〜える〜


このじだ〜いの〜 チャ〜ンピオ〜ンさ〜 掴めNo.1!




どうだい?思い出したかい?そうだよ。

なにいや、聴いてなかったですけど・・・みたいな顔しちゃってんのよ!

俺たちはこんなアホみたいな歌詞で育ってきたんだろ!


まっさらに生まれ変わって 人生一から始めようが!とか

どこに行っても行き詰まり、そして憤りをそのままどっかに出すくだりとか


意味わからんやろ!むずいねん!

別にき〜みを求めてないけどっ横にい〜られる〜と思い出すっ

アラジンのように!魔法のじゅうたんに乗って迎えに行くよ

とか回りくどいねん!


愛してる〜の言葉〜じゃっ 足りないくらいに君が好きっ!

さん〜びゃく〜ろくじゅうごにち 全ての日々を〜君といたいっ!


どうよこの大ストレートで何のひねりもなくクリエイティブをやめたような歌詞!

これこれい!これを俺たちは聴いて育ってきたやろ?


もう最近のアーティストはクリエイティブすぎんねん!

技巧派すぎんねん。

そんな日本音楽のシーンのレベルが格段に上がり、コアファン向けの音楽がどんどんメジャーシーンに上がってきている今、

あの頃のアホみたいに何の知性もいらん曲聴きたいなあと思ってる方、




画像1

あるよ。






見つけ出しました。この方々です。どうぞ!


ティ〜ロリロ〜リ〜♪ ロティ〜ロリロ〜リ〜♪

画像2




omoinotake_Mステver

オモイノ〜タケ〜〜!!!





そう、今回ご紹介させていただきたいのは、このOmoinotakeさんなんです!

良いですよね〜この顔といい、名前といい、

なんかあの頃っぽいでしょ?

なんかガラケーっぽいでしょ?ipod nanoに入れたくなるでしょ?


というわけで今回はこの2012年みたいなアーティスト、Omoinotakeさんの曲を紹介していきたいと思います!






2010年代のJ-POPを進化させたみたいな令和のJ-POPアーティスト「omoinotake」おすすめ5選①

欠伸/Omoinotake

・まず1曲目がにもこちら。欠伸。良いですね〜。まずジャケットは結構イマドキの感じなんですよね。2020年感あります。

・そしてこの声を聞いてください、この声!聴いてください!懐かしくないですかこの甘い声!2010年感漂うでしょ!そしてこの甘い歌詞!「寝ぼけた顔を見合わせておどけた」何回聴いたことか!寝ぼけた顔は絶対見合わせておどけるのよね〜この描写!ガラケーやん!描写ガラケーやん!ガラケー時代の描写だからそれ。SNSとかない時代の描写だから。ほんでサビ「大きな欠伸に 小さな喜び クシャクシャになった顔 隠さずに見せた君が」あんま最近の曲こんなあからさまにサビに題名持ってこないのよ。もうそれが2010年なのよ。このサビにちゃんと題名を持ってくるというわかりやすさ。2010年やわ〜。んで、「隠さずに見せた〜君が〜」のとこのメロディー!2010年代やわ〜 なんか知らんけど、ドラマのエンディングが頭によぎったわ!エンドロール流れてたわ!

・ただね、この記事、ただただOmoinotakeさんをバカにするような(※バカにしてません)悪質アンチ記事じゃないんですよ。ってか今回おすすめしたいわけですから。まずこの2010年代のように懐かしさを感じさせる、ガラケーの頃に戻ってLISMOに入れて聴きたくなるような歌詞なんですが、後ろ聴いてください後ろ。バックのミュージックを。AメロとかまじSuchmos見たいにベースがゴリッゴリッいうて、ドラムが軽やかでオシャレなリズムを刻んでおります。このシティでポップなアーバンメロウを醸し出しながら、ちょっと80年代を彷彿とさせるようなシンセサイザー!これなんですよ。Omoinotakeのすごいところは。2010年代のような歌詞に、2020年代のシティポップ感をミックスしてるこの凄さ!これが24歳の私には大刺さり!この懐かしさと新鮮さを兼ね備えた、新しい令和のJ-POP!売れるのはあと3年後ぐらいかな。。。もうちょっとみんなが難しい歌詞に酔いしれないとな。お笑いで一時期和牛とか銀シャリみたいな本格派が売れたけど、またマヂラブとかぺこぱとかが売れ出すみたいなそんな感じよ。サイクルはもうそろそろ!






2010年代のJ-POPを進化させたみたいな令和のJ-POPアーティスト「omoinotake」おすすめ5選②

惑星/Omoinotake

・まずこのイントロで、速攻歌とピアノで入るっていうのが2010年っぽいよな〜。これようやんねんなあ。2010年って。

・「そっちはどうだい 辛い恋はしてないかい 痛い、でも甘いような思い出を想う」もうケータイ小説やん。よくおったわ。中学の時ギャルがケータイ小説で読書感想文書いて怒られとったわ。なんかほんまこれぐらいグジグジしてたよなあの頃のドラマって。歌もそうだけどさ。なんか、チャラチャラっの格好した山Pとか、小栗旬とか松潤とかがさ、これぐらいグジグジすんのよな。いやどこがやねんみたいな笑 こんな格好してるやつ一途で、ずっとグジグジしてないでいろんな女いっとるやろみたいなやつが、グジグジすんのよなあ〜。あの頃の恋愛ドラマとか、ラブソングって。今の恋ドラはもう、より女の妄想みが強くなって、いや、そんなんありえる?みたいな、ほぼAVみたいな展開になってるよな。

・やっぱOmoinotakeの良いところって、音が少ないってところもあると思うねんな。まずギターがない。そして、リズム隊が打ち込みじゃないというところが鍵。あのね、だいたいこういうラブソングって、ちゃっちいベースに打ち込みの安ビートなのよ。だけど、Omoinotakeはベースがしっかりグルーヴ出してるし、ドラムもちょっと崩したりしてジャズっぽい外しのリズムとかやってくるのよ。このグルーヴ感と、ケータイ小説みたいな歌詞のギャップがたまらんのよ。





2010年代のJ-POPを進化させたみたいな令和のJ-POPアーティスト「omoinotake」おすすめ5選③

彼方/Omoinotake

・また安定のサビとピアノソロで始まるスタイルね。今あんまやってる人いないけどなその構成。

・サビ聴いてくださいサビ。出ましたこのJ-POP大好きストリングス!なんでJ-POPってストリングスを入れるのが多いのかな。ストリングス入れるパターンが本当多いのよね。

・これはちょっと2012年感もあるんですけど、あとちょっと邦ロック感もあるよね。あの頃の。2013年ぐらいかな。back numberとか、そんなメロディーの感じも漂わせております。ちょっとドラムがロックっぽいビートを刻みつつ、だけど、ギターがないからJ-POP感はなくならないそんな感じですね。





2010年代のJ-POPを進化させたみたいな令和のJ-POPアーティスト「omoinotake」おすすめ5選④

Stand Alone/Omoinotake

・まずあ、題名別に2文字固定してないんやっていうのが気になりますよね。さっきまで、「欠伸」、「惑星」、「彼方」なんであ、Omoinotakeさんって、題名を漢字2文字に縛ってんねや〜って思うやん。縛ってない。別に普通のカッコいい英語のタイトルも出します。そこも2010年っぽいよな。あ、この人っていうこういうコンセプトの曲しか出さないのかなあと思いきや、メジャーデビュー2曲めぐらいで全然ちゃうやん!みたいなん出すみたいなね。めっちゃラブソング作ってんのに急にアゲアゲの「今日はみんなで騒げパーリナーイ」みたいな曲出すとかね。

・相変わらず、音はもう最高すぎますね。もうjust the two of usやん。その音は。そのエレピはjust the two of usやん。2010年にないから。2010年はグランドピアノか、ピコピコかの2択やから。そんなオシャレなエレピはない。

・後なんやねんこのゴスペラーズみたいなハモリ!今あんまないよ。そのハモリ入れてるやつ。後文字数多いな!普通これぐらいオシャレなリズムだったら、あんま文字入れずにグルーヴ感、音ハメ感を楽しむのにめちゃくちゃ入れるやん!





2010年代のJ-POPを進化させたみたいな令和のJ-POPアーティスト「omoinotake」おすすめ5選⑤

One Day/Omoinotake

・いやカッコよすぎやろ笑 なんや最初のベースとドラムの入り。そして、カッコいいピアノ。チャララン⤴︎チャララン⤴︎ってやつ。JAZZYやな〜。このジャズ感に、歌謡曲のような歌詞、まさかこれが JAZZ POP・・・・・・J-POP!!(ドヤァ)

・Bメロでビートが高速になる感じ、この遊び心ハンパない!!え!?サビこんなポップになるん!?カッコよ!!!こんな早めのダンスビートになるんか!!楽し!!

・ってかなんか打ち込みのビートも混ぜ合わせてるやん。なにこれ、いやこれ星野源とか髭男に並ぶクオリティやぞ。このギターを使わないっていうコンセプトやめないで欲しいなあ。ここでギターとか使っちゃったらもう髭とかお源の下位互換になっちゃいそうなのよ。だけど、このギターを使わないっていうコンセプトだからこそ、このリズム隊のグルーヴ感を味わえるし、そして、この2010年みのある歌詞の懐かしさも味わえる。みなさん、早めに聴いといたほうがいいかもしれません。彼らがバズるのはもうすぐかもしれない。来週の関ジャムにはつたやこういちがドヤりながら紹介してるかもしれませんよ!そうなる前に要Checkです!







というわけで今回は平成のJ-POPを受け継ぎし、令和のJ-POPアーティスト「Omoinotake」を紹介いたしました。








では、僕はニューヨークの「君ヲ想フ」でも聴きます。







あとたまにtiktokやってるので暇なときにひとつよしなに〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?