音楽業界は、皆んなが音楽番組やオリコンを見てCDを買って家で聴いていた時代から、インターネットで見つけた音楽をそのまま持ち歩いてストリーミングで聴く時代に少しずつ移り変わってきている。
でも、音楽をつくったり聴いたりする人の内側にある本質はきっと変わっていなくて、歌に想いを乗せるということについては、日本人の中でも、平安時代とか、もっと昔から変わっていない本質的なものなんだろうなと思う。

最近習い始めた茶道も、長い時の洗礼を受け、明治時代には外国人に文化を広めるために「立礼式」というテーブルとイスを使った点前を考案したりしながら、でも本質の部分は千利休の時代からずっと変わらず受け継がれている。

変わらない本質に純粋に向き合うことで、時代の流れに合わせて変わってきたんだな。と思った。

「本質に純粋に向き合い、変わらないまま変わっていく」ということの大切さを、しっかり胸に刻もうと思った土曜の夕暮れです。
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