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病院に行くとウンチが出る

最近病院に行くとウンチが出ることが多いです。

私が行く病院というと、主には皮膚科、歯科、リウマチ治療でお世話になっている総合病院など。スポットでは、婦人科や内科あたりです。

ここ2~3年くらいでしょうか、病院がやたら緊張する場となりました。

別にその時に大病をしたり、痛い施術をしたりといった経験はありません。

きっかけはわかりませんが、病院に行くと緊張のあまり気持ちが悪くなるくらい、鼓動がとてつもなく速くなるのです。

受付時はまだマシです。
待っている間に心の中で、「今日は大丈夫、怖くない、死ぬわけではない」などと念じます。

名前を呼ばれ診察室に入った時から、緊張の心臓バクバクが始まります。

先生に症状を話している時、症状を診てもらっている時、施術中…心臓はバクバクです。いっそのこと気を失ってしまいたいくらい、気持ちが悪い時もあります。

ただ、時間が経過してくると段々と落ち着いてきます。

「死ぬわけではないんだから。落ち着け私。」

緊張している最中は、そのように念じることで気持ちを落ち着かせるようにし、なんとか普段の状態に戻します。

その緊張の影響もあってか、病院では診察の前後にウンチが出ることが多いです。
子供みたいですが、私は緊張するとウンチが出るのです。

正直、便秘気味なタイミングの時にはとてもありがいことです。自然の力でしっかりと出るのですから。

ただこの原因不明の病院での緊張、診察中は結構辛いもので、なんとか解消したいものです…。


本日2024年1月20日(土)、親知らずを抜いてきました。

私は歯医者には半年に1回定期健診で通っており、つい先日の1月6日(土)におよそ半年ぶりの定期健診に行ってきました。

いつも通りの歯のクリーニングと虫歯のチェックに加え、その日は睡眠時の歯ぎしり対策のマウスピースの型取りの予定です。
(睡眠時の歯ぎしりによる歯の削れを防ぐため、数年前からマウスピースを着用して寝ています)

相変わらず、診察室に入り口をゆすぐタイミングから、心臓はバクバクです。

「ちょっと落ち着くまで待ってもらっていいですか」
と言いたいのが喉元まで出かかっています。

なんだよ落ち着くまでって。いい年した大人だぞ。

自問自答をし、そのまま施術に入ります。

椅子を倒され仰向けになり、しばらくの間は心臓はバクバク。
気が遠のきそうです。

時間の経過とともになんとか落ち着き、クリーニング後に歯科衛生士さんから現在の歯の状態を説明されます。

親知らずが以前より出てきており、歯が磨きにくくなることで虫歯が発生する可能性があり、抜いたほうがいいかもしれない、とのこと。

親知らずを抜く!?

私の夫は親知らずを抜いた際に血が止まらず気分が悪くなり、土曜日の夜ということもあり救急車を呼んだことがあります。

そのことを思い出し、かつ、ただでさえ怖い治療は可能な限りしたくないので、ぎりぎりまで抜くのは避けたいと伝えます。

先生にも診てもらい、まあまだ大丈夫ですのでその気になったら抜きましょう、となります。

型取りしたマウスピースの引き取りもあり、2週間後に予約を入れ歯科医院を後にします。

そして帰宅後。考えます。

2週間後、マウスピースを取りに行く。
30分近くかけて歯医者に行き、マウスピース受け取りだけなので、滞在時間は想定5~10分。
親知らずはいずれは抜いたほうがいいとのこと。
この引き取りのタイミングで抜いてしまうのが、最も無駄がなく、私の歯にとってもベストなのでは?

次回来院時に親知らず抜歯もしたい旨を電話で伝え、今日を迎えます。

病院での緊張はよく行く病院ではマシな方ですが、本日は抜歯という大きなイベントにより、いつもに増した緊張です。

診察室に案内され、いつものごとく心臓はバクバクです。

マウスピースの確認・受け取り後、早速抜歯に向けて麻酔です。

「やばい。ウンチ出そう。」

椅子を倒されながら便意を覚えます。

これは緊張のウンチだ。

ここで脳内に運命の別れ道が浮かびます。

①ちょっとトイレに行かせてください!と席を立つ。
②上の歯だからそんなに時間はかからないと聞いている。終わるまで耐える!

麻酔を塗られたり、親知らず抜歯の説明を受けながら、脳内では②を選択します。

麻酔待機の5分後ぴったりから始められるよう、椅子を倒されいざ抜歯です。
(余談ですが、私の通っている歯科の先生は説明しながらその場を立ち去ったりなど、せっかちな面があります)

口を大きく開け続けることもなく、意外と痛みもなかったため、緊張の心臓バクバクは自然と収まっていきます。

結構埋まっている歯だったようで、少し苦戦しながらも(時々、んん?お?などと先生がおっしゃっていました)なんとか抜歯は完了です。
上の歯ということもあり、「抜く」に要した時間は体感5分といったところでしょうか。

5分間のガーゼによる圧迫止血後、問題ないとのことで診察室を後にします。
記念に抜いた親知らずをもらいました。

こんな歯が歯茎に埋まっていたのかと驚く。

お支払い後、ひっそりと残っていた便意を除くため、院内のトイレに向かいます。

用を足し、来院時より凹んだお腹で病院を後にします。

快便になるのはとても嬉しいのですが、この病院での余計な緊張、なんとかしたいものです。







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