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5人の子持ち(二人は成人)。不安神経症と長い付き合い。短時間の食事介助の仕事をしてます…

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5人の子持ち(二人は成人)。不安神経症と長い付き合い。短時間の食事介助の仕事をしてます。本(主に海外文学)が大好き。職場での出来事や、本を読んで感じた事などを記録しています。

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男性の心を掴んで離さない究極の方法?

読書記録。 面白かったぁーーーー! 小説を読んでこんなきゅんきゅんするとは思わなかった。しかも古典文学だよ。こんな面白い作品だったなんて知らなかったなぁー。 時代は預言者として有名なノストラダムスが予言したとおり、騎馬試合でなくなったアンリ2世が王として宮廷で華やかな生活を送っていた頃。ルネッサ〜ンスで有名なイタリアのメディチ家から王妃としてカトリーヌドメディシス嫁ぐが、王は年上の愛人に夢中。 王の息子のお嫁さんはスコットランドの女王メアリー・スチュアート。「ふたりの女

    • 引きこもっていたワタシは3ヶ月休む事なく仕事を続けれた

      10年ほど体調崩して引きこもり生活を送っていたが、働くという事で社会に出るようになって3ヶ月が経った。 とりあえず、自分を褒めたい。 偉いぞワタシ。 ちょっと体調悪くても、ちょっと不安感が強くなっても(パニック発作を起こしがち)頑張れた! 3ヶ月休む事なく頑張れたのはなぜだろうか?少し考えてみた。 ①スモールステップで取り組んだから。 フルタイムではなく週3日2時間のみ! 仕事内容も取り組みやすい食事介助だったのが良かった。 ②人間関係がややこしくない 短時間労働

      • 何もないところから一日を作り出す

        読書記録。 シングルマザーで小説を書きながら二人の息子を育て上げた著者は、アメリカの都会生活に疲れていた。カナダの半島、ノヴァスコシアの海辺に広い土地とおんぼろの家を買い移住する。孤独や価値観の違いに苦しめられながらも自然の偉大さや美しさを見つめて向き合い、一人生きる歓びを見出していく。 図書館でタイトルに惹かれて手に取った本。面白かった。爽やかで陽の光にあたるような暖かさを感じた。 1978年に書かれたもので今から40年以上前のものだ!この時代に女手一つで子供二人を大

        • 病は気からって本当なんだよ。実体験の話。

          読書記録。 ワタシは何年か前、一度だけ著者のカウンセリングを受けた。病をなんとか治したくて必死で手当たり次第に試していた頃だ。 時間を大幅にオーバーして丁寧に色々話を聞いてくれたが、ワタシは著者の伝えたい事は理解できていなかった。 高いお金を払ってカウンセリングを受けたから治るという訳じゃない。それは当たり前だ。たった1回で変われない。カウンセリングを受けても治せない自分が情けなくてホントに嫌になった。 時は流れ今のワタシはどうかというと、 元気になった。 ある日を

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        男性の心を掴んで離さない究極の方法?

          45歳は青二才。

          読書記録。 今現在 ワタシは絶賛45歳。後ろ向きパワーを前向きにできるか? 著者の小林照子さんを初めて知ったが、なんてエネルギー溢れる元気な人なんだろう!現在86歳だがびっくりするくらい若々しい!肌がチョー綺麗✨✨ 年齢の枠にはまらず、いつまでも遊び心と美意識を持って生きてくための工夫やアドバイスが書かれてる。 45歳のくせに何グジグジやってんのよー!あたしなんか60過ぎてから夢叶えるために走り回ったんだからーと喝をいれられた。 年齢ってなんなんだろう? 世間一般の

          45歳は青二才。

          時間になったから帰ります…って帰れます?

          ワタシの仕事は朝7:00から朝9:00までの2時間。老人ホームの入居者の方々が朝ごはんを食べるお手伝い「食事介助」をしている。 最近は8時半前に皆が食べ終わる。あとはテーブルを拭いたり食器を洗ったり、床を掃除したり。時計が9:00になった瞬間に「おつかれさまでしたーっ」とエプロンを外して帰る。 今日は珍しく 皆さん食事がなかなか進みません。途中で眠り込んだり、むせたり、嫌がったり。 職員の方々は優しい。無理強いすることなくゆっくり本人のペースに合わせて食べさせてあげてく

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          足ることを知らないで人生詰んだ主婦は……ヒ素を飲んだ

          読書記録。 ただ優しいだけのおっとりした片田舎の医者。彼の奥さんは 若くて人目を惹くかなりの美人。センス、教養がともに高く恋に恋するロマンチックな女子。平々凡々な旦那さんと片田舎の日常にあきあきしてる。男に言い寄られて弄ばれ、身の丈にあわない贅沢主義で多額の借金を作って首が回らなくなり ついにはヒ素を飲んで自殺してしまう。 なんじゃこりゃー、なんてこの嫁は身勝手女子なんだー! 冴えない旦那さんの優しさ。嫁が感じていなかったであろう愛情をそこそこに見つけ最後はほろっとして

          足ることを知らないで人生詰んだ主婦は……ヒ素を飲んだ

          名前が覚えられない場合はどうする?

          今始まった事ではないが、学生の頃からの悩みがある。 人の名前が覚えられない… 自己紹介するのが精一杯で、相手が「〇〇です」と名乗ってくれても覚えられない。大変失礼な事だ… 名前が覚えられないと、どんな苦労が待ち受けているか まずお話ししよう。 向こうはワタシの苗字も、子供の名前も呼んでくださる。なのにワタシは向こうの苗字もお子さんの名前も覚えられない。 名前を出さないように極めて自然に会話を運ぶが、少々 不自然さは否めない。 なんとかして名前を聞き出そうとするがま

          名前が覚えられない場合はどうする?

          結婚は幸せキラキラじゃなくドロドロな妥協?

          読書記録。 結婚、出産、子育て、マイホーム。 世間ではシアワセに繋がる一般的なキーワード。はたからみると、このキーワードを実現してる人は皆シアワセそうに見えるが、この本では蓋を開けるとドロドロしているのを見せつけられ、あげくの果てに投げつけられる。 一人の冴えない平凡な男性教師が家を建て替える事を思いつくところから物語ははじまる。 ハウジングメーカーの営業マン。その営業マンの奥さん。男性教師にその奥さんに、両親。 一人の人間がいれば背景にその人だけの物語がある。 結

          結婚は幸せキラキラじゃなくドロドロな妥協?

          切符を用意しなくちゃ 

          前回は… 早く食べ終わったお爺ちゃんに、お茶か牛乳どちらがのみたい?と尋ねると珈琲!と選択肢にない答えが返ってきて、食堂は笑いに包まれたのであった。 「あの、切符を用意してちょうだいね。早く帰りたいから」 フロア内では割と元気な方で、食事介助の必要もなく言葉をハキハキ話すおばあちゃんが話しかけてきた。 「切符ですか?」と尋ねると、「そうなの、東京駅からここまで遠かったわ〜」と遠くを見つめながら独り言のように言う。 「乗り継ぎが大変だから、時間に余裕を持ちたいの。荷物は

          切符を用意しなくちゃ 

          珈琲が飲みたいんだよーっ!  〜お茶か牛乳どちらがいい?〜

          食事介助の仕事、前回のお話は… ムード歌謡曲を聴きながら入居者さん達はモリモリ良く食べてくれ、「幸せ」と呟くおばあちゃんにほっこりしているワタシであった。 本日のBGMは民謡。ソーラン節がなかなかパンチを効かせてくれる。 あっそーランっ そーラン。はいはいっ! 頭や手でリズムを取ってる方もいらっしゃる。首を振って楽しそうにしているが、食事介助では勢い余ってスプーンを鼻に突っ込みそうになるから気をつけなくては。 声はでないけど、口ずさもうとしている。「歌、お好きなんです

          珈琲が飲みたいんだよーっ!  〜お茶か牛乳どちらがいい?〜

          読書をする人だけがたどり着ける場所ってどこ?

          読書記録。 ワタシは本が好きだ。 大好きだ。 3度の飯より大好きだ。 本を愛する人も大好きだ。 電車の中で本を開いてる人を見ると、もうそれだけで素敵な人だと勝手に思い込んでしまう。 本がとにかく好きなのだが、あらためて読書って具体的にどういう効果?効能?があるかは特に気にもしていなかった。 読書した人だけがたどり着ける場所。それは「深さ」であった。読書してると深められるのだ。 その人自身の思考、知識、人格、はたまた人生が総合的に深まる。 高まるではなく「深まる」と

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          アフガニスタン女子の生活を覗いてみた…抑え込まれる中東女子事情

          読書記録。 面白かった! 本からワタシが受けた印象はアフガニスタン女子 密着ルポ。 舞台は今から20年前の2001年。タリバン政権が崩壊した直後のアフガニスタン。 首都のカブールで本屋を営む店主の家に、ノルウェー出身の女性ジャーナリストが、店主の家族と生活を共にし 見たり聞いたり経験した事を綴った話だ。 男女平等が日本よりもはるか当たり前に浸透している ノルウェー人著者だからこそ、女性への差別的な慣習に大いに違和感を感じた事だろう。 いやホントにひどいのだ。 本の

          アフガニスタン女子の生活を覗いてみた…抑え込まれる中東女子事情

          特別な治療や薬も使わず若返る方法……20年前の環境で暮らす「心の時計の針を巻き戻す実験」の結果はいかに

          読書記録。 年をとると身体のあちこちに不具合ができる。記憶が曖昧になる。耳が遠くなって老眼になる。足腰はこわばり、顔はシワだらけになる。 これらは年をとると誰もが避けられない事だと皆は考えてる。当たり前の事だと。 20歳若返った設定で2週間暮らすとどうなる?という実験が行われた。結果は驚きだ。実験に参加した70〜80歳の参加者は、運動機能もあがり見た目はうんと若返った。 特別な治療が施されたわけでもなく、薬を飲んだわけでもない。 20年前の時代を再現した合宿所で2週

          特別な治療や薬も使わず若返る方法……20年前の環境で暮らす「心の時計の針を巻き戻す実験」の結果はいかに

          ムード歌謡曲の効能  〜昭和の名曲を聴きながらモーニング〜

          優しい職員さん達と先輩達のおかげで、だいぶ食事介助に慣れてきた。仕事の流れも掴めてきた。 ワタシは基本的に朝7:00〜朝9:00の2時間勤務だが、こちらは早番だそうだ。30分遅い遅番もある。 どちらも食事介助がメインの仕事だが、早番はお茶やスプーンをセットする。遅番はスプーン類やエプロンを洗ったりする。 NHKの朝のニュースを眺めながらお茶ゼリーやヨーグルトを食べさせるが、7:40頃 朝ごはんが運ばれてくるとテレビは消される。 食べるのに集中するためだろうか? テレ

          ムード歌謡曲の効能  〜昭和の名曲を聴きながらモーニング〜

          10年ぶりに働いた… 〜空白の10年 何してた?〜

          前回は… 四苦八苦しながら食事介助をしているワタシ。そんななか思いがけず素敵なコミュニケーションがとれ、ほんわかとしたのであった。 ご飯を入居者の方々に食べさせ、食器を下げてテーブルを拭きあげる。他にも細々とした仕事は色々あったが、とにかく無事に仕事を終わらせる事ができた。 おぉ…… 10年ぶりの…仕事だ。しかも2時間。 ワタシはこの10年一体何してた? 10年前のワタシは5人目の子供を授かり、家事育児に専念。家事は山のようにあり終わりがない。ダンナさんは仕事で活躍。

          10年ぶりに働いた… 〜空白の10年 何してた?〜