何かを産み出すことは苦しい

絵であれ文字であれ、音楽であれダンスであれ、
何もないところから何とか取っ掛かりを見つけて、
まるで下手くそな泥人形を捏ねるように
何度も書いては消しを繰り返して少しずつ形にしていく、
"創作"という苦行がある

途中で何度も行き詰まり、より良い形を求めて試行錯誤するその過程は
正直なところ苦しく、辛く、光のない道を手探りで歩いているかのようで
やめたくなる時がある

そうして産み出したものが、結局自分の納得の行く出来では無いときもある

何でこんなゴミを産むために散々疲れるようなことをしたのだろう、と虚無に落ちるときもある

だけれども、創作は辞められない
そうすることでしか表現が出来ないのだから

そして何より、
辛さや苦しみを軽く上回るほどの
創作の快楽を味わえるのだから

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