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周りと違う人を笑う人達。

通勤で駅から会社へ向かって歩いていると、同じ方向に高校生が歩いている。

その中に、晴れているけど傘をさして歩いている男子学生がいた。日焼けが嫌なのか肌が弱いのか理由は分からないが。

その高校生はいつも一人で登校していた。

同級生らしき男子グループが、傘をさしている彼に「○○、おはよー」と声をかけるところも時々見かける。
仲は良い感じはしなかった。どちらかと言うとバカにした感じで話かけている。

彼もそれを感じ取っているのか、挨拶だけであとはスルーして一人でさっさと歩いて行く事が多い。

男子グループはちょくちょく彼に話かけている。
まるで珍しい生き物に接するみたいに。
一人で傘をさしている彼を見て笑っている。

必ず徒党を組んでバカにして笑っている。


私も学生時代を思い出してしまって不愉快に感じた。
「ぼたんさん、何してるの~(笑)?」
「あっ、怒っちゃった(笑)?」

明らかにバカにした様な話し方。された方は敏感に感じ取る。そんな輩と話したくなんか無いから黙るしかないのだ。相手にする時間と労力が勿体ない。


第三者の目線で高校生達を見ていると、バカにしている方を憐れに思う。
人をバカにする事しかやる事が無いのか、寂しい人生だな。
必ず徒党を組んでるところは、多数だから気が大きくなっているのか、一人では何も出来ない(複数人でないとイキれないのか)のか…。
みんなとは少し違う存在だろう彼をよってたかってバカにする事で、自分達が間違っていないと思いたいのか?自信が無いのか。

バカにしている方もスクールカースト上位のリア充ぽい感じでもないし、パッとしない輩達だった。
本当にリア充ならば、他人をバカにするよりも楽しい事ややりたい事があるだろう。

そんな事に時間を使う程、人生は意外と長くないのに。

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