見出し画像

「空気読め」と言う言葉への疑問

ここ数年特に感じてるが、「空気読め」と言う言葉が好きじゃない。そう言ってくる人も好きじゃない。

「空気を読め」と言う言葉を発するだけで、その人がさも「空気が読める側」に属している様な感じを受ける。…そんな構図に違和感を覚える。

私も言われた事がある。勿論、私に至らない点はあった。それを「空気読めない」で片付けるのは、いささか乱暴ではないか。至らない点・直して欲しい事があれば、具体的に言えば良いと思う。短所は誰にもあるし、言う側が常に正しいとは限らない。

言う側の人は、自分の思い通りに他人が動かないことが許せないんだろうと思う。自分の思い通りに他人を動かしたいが為に、相手が至らないという立場に置こうとしている。少し「コッチだって空気読んで我慢して同調してんだから、お前も同じ様にしろよ」と言う雰囲気を感じる。

空気って何?その場の雰囲気の事?あなたはそう言うけど、皆があなたと同じ事本当に思ってるの?あなただけの考え方じゃないの?他人の考え方を否定はしないけど、「空気読めない」と言う言葉で括らないで欲しい。あなたはそう言うけど、他の人の事を尊重出来ているの?何でもかんでも聞いてたら、個性死んじゃうよ。

皆同じ考えで、同じ様に行動すれば楽だしスムーズに物事が運ぶ。ただ、協調性や空気を重視するとつまらなくなる。個人の特性が活かされず、新しいアイデアが出し辛い息苦しい感じがする。

…最近は、そう言われても鵜呑みにしない事にした。言い返すと面倒なので、何も言わない。他人にもそんなに言葉は言わない。何か乱暴な気がするから。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?