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掌編小説「舞い散る」(100文字)

宮廷画家だった妻は、王室からの依頼で遠い東の国へと旅立った。
しばらくして帰って来たのは、冷たくなった彼女と名も知らぬ花の絵。

外国人排斥を謳う犯人への激しい怒りと共に、妻が描いた彼の国の美しい景色が私の心を揺らした。


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