見出し画像

レモンケーキのこと

はじめまして、鎌倉市御成町の小さなアトリエで日々焼菓子を作っているヤカという者です。polkaporte(ポルカポルト)という焼菓子通販専門店を営んでおります。箱を開けた瞬間こころ踊っちゃうようなお菓子を作っていくぞ。

noteでは、お店のことやお菓子のこと、その日食べるおやつやちょっとしたお手軽レシピなんかを綴って、日々に甘いものを取り入れながら食の楽しみを伝えていきたいと思ってます。誤字があったらこっそり直しますね。へへ


今回はお店の看板商品になりつつあるこの子、レモンケーキのお話です。

お店では「えぶりでぃれもん」という名前で売られているこの子。パッケージのシールはイラストレーターのtanaka sakiさんがデザインしてくださいました。とてもチャーミングなれもんぼうやの顔がちょこんと描かれてます。

おんなじレモンの形でもお店によって全く異なるレモンケーキ。定義としてはレモン形状のスポンジ生地あるいはバターケーキが土台になっており、上からチョコレートやアイシングがかかったものや、レモンピールの入ったものなどがある。(by wiki) のです。

中にはレモンの洋酒を生地に混ぜ込んでいたり、ジャムが入っているものもあったりと、お菓子ひとつをとってみてもバリエーションが無限大でいろんなお店のレモンケーキを見ながら思わずワクワクしちゃいますね。

polkaporteのレモンケーキは全卵ベースの生地にたっぷりとレモン果汁とレモンの皮を溶かしバターと一緒に混ぜ込むタイプの生地です。バターはよつ葉さんの発酵バターです。ミルキー!焼き上げた生地の表面にこれまたレモン果汁のアイシングをかけます。

(お店ではちゃんとゴム手袋してるよ)

アイシングがしっかり乾燥しないとべたついちゃうので、温かいオーブンに入れて一気に表面を乾燥させてコーティングしています。そうすると表面がしゃりっとして、そのあとにキュンと酸味のあるレモンが現れたと思ったらミルキーでリッチなバターの風味と、しっとりとした生地の柔らかさがお口いっぱいに広がるのです。

文字を入力していておなかが鳴りました。身体はいつだって素直。

そんなレモンケーキが最近ブームになっているようですが、実は大正8年3月生まれ!なんと今年で100歳なのです。昔々に広島で生まれたレモンケーキが形は変わらずよりおいしく追及され現代でも親しまれているのはとても素敵なことですね。

最近は、百貨店さんにも並んでいるレモンケーキ。見かけたら一個買って食べてみてください。ここのレモンケーキがおすすめ!など御座いましたらお気軽にヤカまで教えてください。

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?