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「未経験からのコンピュータサイエンス留学」 南カリフォルニア大学 ・初授業

Polymathはニューヨークとロサンゼルスを拠点とする、理系専門留学コンサルティングファームです。アドバイザーは米国の第一線で働くGAFAM・外資投資銀行エンジニア、現役CS大学院生で構成されおり、エッセイ添削、出願、合格まで力強くバックアップ致します。

こんにちは、Polymathのカイです。南カリフォルニア大学(USC)のComputer Science, Scientists and Engineersに2021年秋から通っています。

私が未経験ながらコンピュータサイエンスに進んだ最初のクラスで何をやったのか、ついていけたのか等のついて備忘録も兼ねて記します。

2021年秋に受けたクラスは 
1. Introduction to Programming Systems Design
2. 
Database Systems
の二つでした。

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授業の一風景 ↑ 2021年秋はマスク着用ながら対面授業が再開された学期でもありました。

コンピュータサイエンス未経験の人達は初学期に受けるクラスは学校側から指定されます(次の学期から好きに授業を取れるようになります)。

なお、プログラミング・システム設計入門は本プログラムにおける導入クラスなので、 例年最初に受けるようになっていますが、データベースは推奨選択科目の一つであり、年によっては違うクラスを指定されることもある様です。

後になってわかったことですが、データベースはコンピュータサイエンスの中でも負担が少なめなクラスということで、徐々に新生活に体を慣らしていく中では、初学期に受けたのがこのクラスで良かったなと感じています。

Introduction to Programming Systems Design
プログラミング基礎をJavaやC++を通じて学ぶクラス。コンピュータサイエンスの学部生と他理系学部だけどプログラミングを学びたい大学院生がメインの受講生。

一応プログラミング経験者を対象にしたクラスですが、コンピュータサイエンスのバックグラウンドを持たない人たちの必須導入クラスとなっている様に、プログラミングを仕事で長くやってきた人から完全な未経験者まで、幅広いバックグラウンドの人たちが受講していました。

先生はClaire Bono。授業自体は週80分 x 2回の講義と110分 x 1回の演習のみですが、とてつもない速度で授業が進行していくのと、プログラミング課題がどっさりと出るので、特に課題の提出期限近くは慌ただしい感じになりました。

クラス難易度としてはノーマルと評判ですが、完全にプログラミングが未経験な人の中には苦労している人もいて、私のラボパートナーだった中国出身のナイスガイは途中で諦めて消えていきました。。。

私は事前にリートコードという競プロ的なものをある程度やっていたのと、アルゴリズムの授業をCourseraで完了(Divide and Conquer, Sorting and Searching, and Randomized Algorithms, Stanford)していたのもあり、特に難しいと感じることは無かった授業でした。

また、自分の理解度向上のため、Piazzaという質問広場で他の学生の質問に答えてたのは非常に役にたったな、と思います。

成績は中間テスト2回、期末テスト、課題、ラボ、出席点の合計で判断され、私はA-でした。どうしても納得のいかない採点が一箇所あり、教授と何回もやりとりしたのは良い思い出です笑

Database Systems
データベースというタイトルの授業ですが、学ぶ内容はデータベースに限らず、データ可視化や機械学習等、広く浅く学ぶスタイルのクラスでした。生徒数が500人を超すマンモス授業で、いろんなコンピュータサイエンス大学院生が初回の授業として受けていました。

先生はSaty Raghavachary。データベースの事前知識は不要で、勉強すれば普通についていけるクラスでしたが、インド訛り?の英語を聞き取るのに一番苦労しました笑。気さくな面白い人で、後に推薦状を頼んだ時も快く引き受けてくれました。

授業は週3時間20分 x 1回の講義。課題は簡単なものが多く、課題の平均点は毎回ほぼ満点という形でした。

成績は中間テスト1回、期末テスト、課題、出席点の合計で判断され、この授業はAをとることが出来ました。クラスの多くの人もAをもらっていた様です。

一学期を終えて
自分についていけるのか?心配な点は数多くありましたが、終えてみれば普通に大丈夫でした。課題の多さにはびっくりしましたが、フォロー体制はしっかりしているので、早めに始めればいくらでも対策出来ることも実感しました。

Polymath カイ



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