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今のままでは男女平等は実現しないよね

働いて、キャリアができて結婚して
出産を考えてる?なんて、人生においてさまざまな分岐点に立つたびにいつも考えてた。

ああ、生きづらい。

仕事が、保育が生きがいなのに、
一生一緒にいれるようなパートナーがいて、
一緒に生きていきましょう、という
契約という名の結婚をしただけで
毎年毎年子どもをつくりません、って
宣言をしないと担任を持たせてもらえない。

旦那の仕事は俗にいう"ホワイト"と呼ばれる部類には属するのだろうけれども、
残業代ありきの給料、
残業を全くしないで1ヶ月働いたら
基本給だけではとても生活していけない。
だから一日2.3時間の残業は当たり前。
帰ってくるのも遅い時間。

私自身幼稚園教諭のため出勤時間が早い。
その分定時の時刻も早いが、
行事前とかはサービス残業当たり前。
でも残業しても19時には園が閉まるため
それ以降の残業はない。
12時間労働をしたとしても、
旦那より帰りが早いため
結論、平日の家事の労力はほぼ私になる。

これに子どもなんて生まれたら、、、
保育園の送迎、
帰ってからの家事をしつつ
子どもとの時間を十分にとって、食事をとってお風呂に入れて、寝かしつけて、、
なんて今から考えるだけでパンクしそう。

自分が仕事をしたいという人間で、
専業主婦にはなりたくない。
金銭面もあるけれども、自分の人生だ。
親が高額払って取らせてくれたこの資格。
ずっと憧れていた職業を続けたいという意思は
子どもが生まれたとしても揺るがない。

けれど、今のこの状況を考えたら?
旦那の帰りは夜遅く。
給料面でのこともあるからこそ、残業しないで!早く帰ってきて!!
なんて言えたものではない。

生活していく上で、ましてや子どもが生まれたら、望んだ習い事をさせてあげたい。
たくさんの場所へ連れていってあげたい。
観光先で売っているアイスも買ってあげたい。
(ハーゲンダッツの方が絶対美味しいし安いのに、、!!!という気持ちを飲み込んで。笑)
そして貯蓄はしていたい。
自分たちの老後とこれからを考えたら。

そんなことを考えたら考える分、
お金なんて必要だ。
お金の余裕が自分たちの心の余裕に繋がる。

何度もぶり返すが、そう考えてしまうと
旦那に育休の取得や、残業なしで帰ってきて
家事育児をして欲しいなんて望めない。

私の職場に残業代があれば、
行事前の多忙期は私が働いて、
旦那が育児家事を行う。
とかできるのに。
それができれば月収で見る世帯年収は変わらないから、金銭面も身体と心に余裕をもって
どちらも安心して生活できるのに。
今の世の中では望めなそう。

なんだか考えれば考えるほど上手く行かない。

家事に対する不満も、金銭面の不満も
結局女性、男性というただの身体の構造の特徴だけで区別されているだけなのに
そこから生きづらさって凄く繋がっていると思う。

レディースデイなんていらないよ。
デートで女の子が奢られるのが当たり前なんて
思っていないよ。
だからその分女性の就労状況と金銭面どうにかして。

男性だって残業代ありきの給料なんてキツいよ。
結婚したら一家の金銭面背負うなんてつらすぎるよ。
女性がまかなえたらもっと男性の負担も減るんじゃないかな。

女性の雇用状態を男性と平等にするなら
出産した次の日から出勤すべき。
男女平等をとっている海外の制度はそうだ。
というのも知った。

確かに、平等を主張するのならば
私たち女性が守られている部分も平等にしなければならないのかもしれない。
それも理解ができる。

だけれども男女それぞれの身体の構造を持つ人間。
それぞれの違いを受け入れながらうまくやるってのは難しいのかな、
私たちが望んでいるのは、
男女ともに一緒という平等ではなくて、
互いの構造を理解しあっての平等なのではないかな。

女性だけが子どもを産めるという身体の仕組みがきっと大きなものになっているのだと思う。
少しずつ認めながら、考慮しながら
どちらの性を持つ人も、のびのびと自分が生きたいように生きれたらいいよね。

男女平等という海外の文化を取り入れたからこそ、今までの日本の性的役割を見直さなければいけないし、男女ともに日本人の身体の構造で考えていかなければいけないと思う。

今はまだ、性的役割が強い日本だから
専業主婦を望む女性たちにとっては
年金のこととかも含めて良いのかもしれない。
けど、働きたい女性もいるってことと
子どもの成長をしっかりとリアルタイムで感じたいっていう男性もいるってこと、
少しずつ考えていったら
私の生きづらさも、未来への絶望も消えるんじゃないのかなと思う。

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