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落ちてた犬を拾った夜に

え、このタイトルダサくね?
あい◯ょんの「おいしいパスタがあると聞いて」みたいじゃん、え、ダサ まあいっか。

あーあいつからこんなふうになっちゃったんだっけ
もう思い出せないよ
屋上がないだけで屋上なんかいったら端に立って引き戻されそうなのただ周りに心配かけたいみたいでキッツ

きみにキモッ笑 て言われた回数正の字で数えてたよ知ってた?ってんなわけないじゃん

ビビった?

↑尾崎くんのサイン会のあとのオキシトシン最大値だった頃のわたし

好きな男には一生不幸でいてほしいのに尾崎世界観が幸せに生きてそうでもうそれだけでつらくなる
一生初期衝動でヤり捨ててほしいのにもうされなくなっちゃったみたいな気持ちになるのやめたい
エッセイのお渡し会にわざわざ行って満面の笑みで「ねえ、めっちゃ嫌いです、ぎゃはは」って言ったのいまのわたしじゃできないかな、否、やるかもな
(誤解なきよう補足しますがちゃんとどういう経緯の嫌いかちゃんと説明したうえでネタとして昇華できるような話です、ガチのあたおかのやつじゃなくてそのうち書きますわ)
同い年の男なんて嫌悪感しかなくて男性嫌悪拗らせMAX背アブラマシマシみたいなクソ女だったからクリープに出会ったときはキモすぎるのに1周回ってこれはわたしの男バージョンかもしれんと思った瞬間好きにすり替わってでも聞くたびにキモいしなんなん?ていう男女の違いをまざまざと突きつけられ続けた10年だかなんだかの煮凝りみたいな感情で会いに行って感情で返してくれたからそれはもういい殴り合いだったかもしれないし謎の器のデカさ見せてきて「次は音楽でライブで会おうよ」って言って見送られたのは普通に負けているマジでクソだ
そんなわたしがいちばん好きなのは「ABCDC」です。
Aメロにもならない人生なんて誰にでもあるしわたしの人生なんてそもそも歌にもなんないんだもん

眠れない夜の事 Aメロにもならない人生ぶらさげて
瞼の中ではね あの頃の君が笑ってる
帰れない夜の事 昼ドラにもならない恋愛ぶらさげて
瘡蓋の中にはね あの頃の傷が眠ってる

ABCDC

リアル昼ドラにもなんねえししてやらねえよみたいな男女を見てると吐きそうなのは夏のせいでしょうか
自分たちの恋愛が無垢で特別だと思っているのだとすれば、やめな〜ぜんぶ幻想だよそんなのは
夏ってこうして嫌悪してるものに対しての憎悪が暴力的に増すから夏が好きと思っていたのにそうじゃないのかもしれないと思い始めている今日この頃
或いは 怒りをエネルギーにして生き延びられるから大丈夫なだけかもしれない

夏のせいにすればいいとかいいながらこの曲のオチ
「今でも 忘れられないよ」なの、忘れろよでしかない

だったらサビにしては地味で歌えない自認を持ってるほうがよっぽど愛おしいにきまってるし死んだ男が還ってこないことを知った20歳の夏がべったりと張り付いているだけなのかもしれない そういうこともある

夏が嫌いです 夏に消える女はもっと嫌いです がわたしの身体を蝕んでいまも捕まって離してくれてないのだとしたらもうそれは呪いだから仕方ないね

今はもうやんなくなってたんだけど男のことクリープだったらこいつどの曲に出てくるタイプかなで考えてたことがあって でも久しぶりになんか話さなきゃなんなくなって尾崎くんのことをだからやってみたんだけど
この夜に落ちてた犬は「憂、燦々」だよなあ絶対

あなたの人生に責任なんて持てないけど まあ拾うし どこにいても大丈夫までは連れて行くし そこそこの願いは叶えてあげるよ

身の上というほどでもない身の上と病気と名乗るほどでもない病気と好きな音楽ととっ散らかった話したいことを話すだけの夜はもうどうしようもない身も蓋もない現在のわたしを救うのには十分すぎて 鳴呼これが身も蓋もない水槽……ハァ?
それなのに本当のことをいえば毎日は みたいな核心的なことはひとつも話せなくておやすみって言ったあとに泣き続けるなんてどう考えても不義理だし失礼だったな
全部忘れたしぜんぶおぼえてるよ

ところでもう最近ブチ壊れてることにそろそろ誰もが気づきはじめてそれはまずいからなんとか持ち直したいがために真夏の夜中に走り出してクソみたいな道を行けるところまで行ってやりたいのに住んでる場所の治安が微妙に良くない(いやめっちゃ良いんだけど大通り沿いだから有象無象が居るときがあってだるい)から走り出すこともできねえなんなんだ女だから自衛しなきゃなんねえのかよクソじゃん

とかそんなことを考えていたら禁煙してたはずなのにタバコを解禁したくなってしまってもういよいよ終わりもオワリのわたしに成り下がっててやるせないし家で吸うのはちょっとアレだからと思って外に出たら治安が良すぎて喫煙所ひとつもない街ですわ

あーあいつからこうなっちゃったんだろうね
思い出せない

幸せホルモンと呼ばれているオキシトシンを増やす分泌させる方法が少し前まではわかっていてできていてそれだけでよかったはずなのにここにきてまたわからなくなるの5年おきくらいにきてるのマジ人生〜ってかんじで精神的嘔吐を繰り返している それだけでわたし生きていけてたのにもうがんばれないよ yo

知らない奴が何か言ってる
知らない奴が何故か知ってる

ばーか ばぁーーーーーか

𝓫𝓵𝓸𝓸𝓭𝔂  𝓯𝓾𝓾𝓾𝓾𝓴𝓲𝓷'  𝓢𝓾𝓶𝓶𝓮𝓻


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眠れない夜に

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