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座敷童子の居る店

座敷童子(ざしきわらし)をご存知でしょうか。
どこかで聞いたことがあり、何となくイメージはしていただけるのではないかと思います。

どうやら私が住むすぐ近くにはその「座敷童子」がいるそうなので、今回はそのことについてお話したいと思います。


昨日の出来事

昨日、ここによく出てくる友達と電話をしました。

そこで何の流れでこの話になったのかは忘れてしまったのですが、「近くの飲食店○○が立ち退いたらしいよ」とのこと。

私は「そうなんだ、ウイルスの影響かな」と言って話を聞いていたのですが、「いや、あの店は繁盛していたよ。道路整備の関係で退くことになったらしい」と。

すると友達が唐突に「そういえばその店、座敷童子が出るって言われているのだけれど知ってる?」と話しはじめました。


何だって?

座敷童子!?

座敷童子といえば、東北の方の老舗旅館なんかに出るイメージがあります。
一方で今回話をしている飲食店といえばチェーン店で、しかも出入りしにくい変な位置に構えているので私は行ったことがありませんでした。
「あの店のどこが...」と思ったのですが、
だからこそのようです。

出入りしにくい変な位置の店でも繁盛していたのは、座敷童子がいたからかもしれないと。

「しかも繁盛ってレベルじゃない。大繁盛。だから店主もこの話がきた時は拒んでいたようだけれど、とうとう立ち退いたみたい」とのことです。


飲食店

その飲食店では学生時代の共通の友達Dが働いていました。

数年前に友達Dとこの友達二人は今回のネタとなっている飲食店内でご飯を食べることになり、何気なく座敷の部屋に入ったそうです。

その時に友達Dが「あ、今背中押された...」と言ったことから、この座敷童子の話になったそう。
この座敷童子は、座敷の部屋にいつも居たそうです。

店内では霊感がある店員二人が働いていたそうですが、その二人ははっきりと姿が見えていた上に、座敷童子と会話までできたと言うから驚きです。


どうなる

その飲食店は既に立ち退き、今は更地になっているそうです。(最近通っていない道だったので知りませんでした)

さて、その座敷童子はどうなるの?どこへ行ったの?というのが私が個人的に持った疑問点です。

座敷童子は基本的に座敷や蔵にいるそうですが、周囲には座敷があるようなお店はありませんし、蔵もありません。

逆を言えば、その座敷童子はどこから来たのか?という疑問も残ります。

霊感がある店員二人は各自入社後初めて座敷の部屋に入った時点で座敷童子のことについて触れたそうなので、口裏は合わせていないとのこと。

座敷がある部屋にはお札のようなものも貼られていたそうなので、そのお札についても謎がのこります。

ちなみにこの話はネット上では一切出回っていないので、地元の人のみぞ知る話のようです。


それはそうと、私のまわりには霊感を持つ人が度々現れます。

私は霊感が一切ないので異次元の話だと感じますが、ここによく出てくる友達との出来事であれば 霊感がある友達Aが話した日常怪談 「クリスマス会」の項目で、過去に恐怖のクリスマス会を行った時のことをお話ししています(所謂彼女は友達Cにあたります)。

彼女も私と同じく霊感は一切無いので、今回の座敷童子のような話を聞いてもお互い「ほほ~」としか言いようがないのですが、聞く度に色々と想像しては怖くなります。






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