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目指せキャリアチェンジ!多忙でもできるデザイン独学+タイムマネジメント

こんにちは、グラフィックデザイン/Webデザインのスクール、デザイントーストを運営している、ほりです。

今日はスクール・独学での学習について、特に独学についてをお話します!

時間がない問題、あるあるです

まずカウンセリングをしていて、最近聞かれること第一位が、
「子育て中で勉強の時間が確保できなさそうで…皆どうされてますか?」
「フルタイムで働いてて忙しいので、学習時間を作れないかも…」

タイムマネジメント(時間管理)についてですね。この相談を受けたとき、2年間色んな人を見てきて、結論
タイムマネジメントすれば、意外といけるよ!!
と、答えてます笑。

実は、デザインは準備に時間をしっかりかけると、実は制作時間自体はそこまでかからないです(最初はこうじゃない、ああじゃないと行き来する事が多いですが、慣れれば制作時間は徐々に短くなっていきます)
デザイン学習をどこかに差し込めるスキマ時間を見つけ出し、毎日少しでも触れる環境に身をおくことさえできれば、そこまで大量のまとまった制作時間はなくても大丈夫

実際、当校に来られる方は、フルタイムワーカーさん7割/育児中ママさん3割。
残業が全くない人はほぼいなかったです。が、ほとんどが未経験からデザイナーになっていきました。

ただ、スキマ時間をデザイン学習に充てようと思わないと、時間って作らないんですよね。
今回は「まずは独学して、様子を見たい」という、多忙な皆さんへ「独学で、デザイナーになるまでのスケジュール・タイムマネジメント」を提案します!

ママでもフルタイム勤務でも、デザイナーになれる?どうやって?

あえて言い切りますが、適切な努力をしているのにグラフィックデザイナー・Webデザイナーになれない人は、存在しません!

パソコンに触ったことがほぼない人でも、短期間である程度デザイン制作できるようになります。4週間で初心者をプロデザイナーにするチャレンジ【1週目】

自由時間の少ない人は「時間管理」に目を向けよう

皆さん、平日の自由時間がどのくらいあるのかちょっと調べてみました。

●0〜2歳の子育て中のママさんが取れるのは「一日あたり1時間未満」(by 株式会社フェリシモのアンケート調査)
●フルタイムワーカーさんが取れるのは「2時間弱」(by 早稲田大学の上田貴子助教授の調査)

短ッ!!!!!
これだけ限られた時間であれば、時間を意識しないと難しいですね。

デザイナーになるなら、週◯時間の自習時間を確保

学習時間は、1週間で週に5〜15時間はあるとベストです。
長期でダラダラやるより、短期集中的にやる方がスキルは伸びやすいそうです。行ったことを脳に定着させる前に繰り返さない忘れる、忘却曲線というやつですね。

例ですが、当校デザイントーストの6ヶ月コースは、基礎12週の課題(1週間分)は、大体このくらい。

  • 解説動画を視聴(10分)

  • Adobe動画を視聴し、手を動かす(15分)

  • オリジナル作品制作(60-120分)

このくらいの時間で、レッスンまでに作品(初稿)を作ってくることはできます。
とはいえ、レベルの高いクラスメイトがいると、良い影響を受けて「すごい!私ももっとやらなきゃ!」となって、自発的に添削の相談に来られる受講生もいるので、なんだかんだこれ以上になる方が多いのですが。

デザイントーストの受講生の学習時間ってどのくらい?


デザイントースト受講生・卒業生対象。スクール在籍中の学習時間

週に11-15時間学習されている方が最も多く、応用生になるとオリジナル制作がより多くなり、少し時間を使うようになったようです。
次は、ママさん・フルタイムワーカーさん別に、デザイナーになるまでのデザイン独学学習に必要なタスクを細分化・最優先事項を明確にしてタイムマネジメントしてみました~!

Ⅰ. タイムマネジメント/日々のタスクを洗い出す

タイムマネジメントは、時間の使い方が管理できる以外にも、スキルアップができたり、作業の効率化ができたりとメリットがたくさんあります。

以下、タイムマネジメントの手順です

【1. 日々のタスクを洗い出す】

ルーティン作業・そうでない作業・自由時間に何に時間を使っているかを、細かく紙に書き出してみましょう。
スマホを見ている時間など、些細なことでも書き出してくださいね。

例)朝の支度準備(30分)・往復の通勤時間(60分)・ドラマで英語学習(30分)・昼休み(60分)・ご飯を食べる(120分)・スマホでSNSを見る(60分)・お風呂(40分)etc…

【2. 洗い出したタスクを一覧にして、優先順位を決める】

洗い出したタスクは作業ごとに一覧に分けます。
緊急度・重要度・を軸に、以下の判断基準でタスクの優先順位を振り分けて、みましょう。

・①緊急+重要なタスク
・②重要なタスク(集中しないとできないタスク)
・③重要なタスク(集中しなくても、ながら勉強もできるタスク)
・④緊急・重要ではないタスク

これであれば、③に事前準備、④にデザイン制作の時間、を差し込めますよね。
最も集中してまとまってとれる制作時間を「何曜日の●時~●時」にする、と一旦決めましょう。

【3. デザイン学習を差し込めるタスクを探す】

例えば、ご飯を食べている最中・お風呂中に、見るだけ動画学習を差し込めるかもしれないし、
通勤時間中に、デザイン課題のリサーチ・素材集めが、できるかもしれません。

コツは、癖づけのために、"通勤時間など、ルーティン作業にデザイン学習を差し込む"ということです。これだと長く続けやすいです。

序盤で一度言った事ですが、デザインは準備が一番時間がかかります。大変なのは最初だけ。それ以降は、制作時間自体はそこまでかからないです。
というか、かからないのが正しいデザイン制作です。
(事前準備なしに、Illustrator上でああじゃないこうじゃないとやっていると効率が良くないし無駄な時間が増えます。当校では正しいリサーチ・素材集めのやり方の勉強から入ります)

【おまけ. ツールの活用もオススメ】

おすすめなのは、以下ツールです。
・Notion(TODOリスト)
Toggl(タイムマネジメントツール。Google拡張機能でボタン一押しで自分が何に時間を使っているか把握できる)

Ⅱ. スケジュール/まずは大まかな計画を。細分化してスモールステップで進む

独学するにあたっては自分でスケジュールを考えることからです。
ゴールはこんな感じ
【独学の場合】週5h/週で行ったとしたら、約2年くらいで、初心者っぽさはありながらもオリジナル制作ができるようになる(基礎修了レベル。転職できるかは人による)
【スクールの場合】6-12ヵ月くらいで応用・中級くらいが作れるように(Webスクールなら基礎修了レベル。当校であれば応用序盤レベル。転職できるかはスクールによる)

独学でできるのは基礎までの段階。転職できるくらいに成長したい場合は、プロにフィードバックを貰うことでしか、上達しづらい段階に入ります。厳しめに見えるかもですが、一般的な会社勤務のデザイナーの方々は大体このように感じていると思います。

では、ママさんとフルタイムワーカーさんの使える時間に合った、長期的な成長スケジュール&タスクを見てみましょう。

A.ママにおすすめの成長スケジュール例

平日1日に取れる自由時間を1時間未満と仮定し、デザイン未経験から3年でデザイナーを目指すスケジュールを目安で立ててみました。

●1ヵ月-【導入】 Udemyなどの動画講座を見ながらツールに慣れる
●3ヵ月-【超入門】Adobe公式Illustrator初級編で制作(簡単な表現制作)
●6ヵ月-【入門】 Pinterestから選んだ、デザイン模写トレース
●8ヵ月-【超基礎】Adobe公式Illustrator中級編で制作(複雑な表現制作)
●12ヵ月-【基礎】   SNS等にあるデザイン課題を基に、オリジナル制作

一番の敵は「タイムスケジュールが読めない、物理的に時間がない」ことですよね。

・先述のタイムマネジメントの手順を使って、日々のタスクを見直しデザインを学ぶ時間を作ってみる(結構充実するのでストレス発散にもデザインって結構良いものです)
・Instagramにも素敵なデザインを載せているアカウントがあるので、デザインを見る時間を増やしてモチベーションを上げる
・手を動かし、ツールを操作できるようになる

ちなみに、デザイン未経験ママ(小1・小6育児中)や、数名の育児経験のある方々に、このスケジュールでできそうか聞いたところ「少しずつならできそう!」とのこと。
※とはいえ、お子さんの年齢やご家庭の状況にそれぞれ事情などが大いにあると思うので、できなくても自分を責めず、ご自身のできる範囲で「デザインを楽しむ」気持ちを大事に、一歩一歩進めていきましょう!^^

B.フルタイムワーカーにおすすめの成長スケジュール例

平日1日に取れる自由時間を2時間弱と仮定して、デザイン未経験から2年でデザイナーを目指すスケジュール目安はこちら。

●1ヵ月~  【導入】 Udemyなどの動画講座を見ながらツールに慣れる
       【超入門】Adobe公式Illustrator初級編で制作(簡単な表現制作)
●3ヵ月〜  【入門】 Pinterestから選んだ、デザインの模写トレース
●6ヵ月〜  【超基礎】Adobe公式Illustrator中級編で制作(複雑な表現制作)
●8ヵ月〜  【基礎】   SNS等にあるデザイン課題を基に、オリジナル制作

・タイムマネジメントの手順を使って、デザインを学習する時間を日常に取り入れる
・通勤中のSNSを見ている時間を、Pinterestでデザインを見る時間にチェンジしてみるのもオススメ
・気になったデザインをブックマークし、帰宅後に模写トレースを日課に
・残業や繁忙期で、多忙な日は「デザインを学んでどうなりたいのか」を思い出して、1週間に最低でも〇時間やる!だけは守り、継続

この場合、一番の敵は「独学で仲間がいなくて、忙しいを理由についサボってしまう」ことかも。誰にも見られていないと、モチベーションを保てない…は誰しもありますよね。
SNSで同じ立場の方を「#デザイン勉強中」「#積み上げ」等で探して、交流してみるのもいいと思います!

継続のコツ

【アンケート1:どうやって時間作ってる?】

A. 日々の中で、スキマ時間を探しデザイン学習をルーティン化。通勤電車で動画視聴をし、昼休みにリサーチ、帰宅後にお風呂までの時間に素材探し。平日にできる準備を重ねて、土日に集中作業!
(30代ディレクター・フルタイムワーカー)

A. 育児中です。家事・育児は、父親とシフトを組んで、レッスン受講や学習時間を捻出しました
(30代・ママ兼フルタイムワーカー)

A. レッスンの日だけは「今日は絶対に帰らないといけない日」と周囲に言って、その日だけは残業入れずに帰宅を徹底(30代事務・フルタイムワーカー)

【アンケート2:挫折しないためのコツは?】

A. 0.1ミリでも良いから、早く課題に手を付ける!頭と手を動かしていると、自然に楽しい気持ちに(30代教師・フルタイムワーカー)

A. SNSやSlackでクラスメイトや勉強中の方と繋がって、励まし合う(30代・ママ)

A. 途中でもいいからメンターさん(独学の場合、反応をくれる人)となるべく話す!フィードバックをいただくと「頑張ろ〜!」と思うので。(30代・フルタイムワーカー)

A. 目的を思い出す!卒業したときにデザインの根拠をきちんと説明できるようになりたいので(30代・フルタイムワーカー)

まとめ:あなたには独学とスクール、どちらが合う?

独学でもデザイナーになれます、が!やっぱり右も左もノウハウが全く分からない状態で、時間がかかるのは避けられません。

勧めるわけではないですが、
「フィードバックや頑張る仲間がいなくて、途中でだれて継続できない」
「2-3年かかるデザイン学習時間をぎゅっと短縮して6ヵ月で転職・独立したい」
と思うなら、スクールに通うのも1つの手です。

おすすめは、独学をまずやってみて、一人でもできそうなら無理ない程度に続けてみる。やっぱり独学だとだれてしまうから、ある程度しっかりと学びたいと思うならスクールに行く、がいいと思います。

あとは、個人的に思う違いは、時間短縮以上に、目隠し状態でおそるおそる歩くのと、数100m先まで見通せる状態で歩くのでは、歩く速さや1年後どのくらい遠くに行けるかは、大分変わります。
数歩先を行く先輩である、現役メンターの経験から、
・トラブルを乗り越える知見ノウハウ
・デザインを通じたクライアントとの関わり方
・実際のプロセス etc
において進むべき道、そのために必要なものが分かった方がもちろん、安心だし・早いし・確実です。実はデザイン制作スキル以上に、実務で必要な事だと思っています。(なぜなら私なんかは独立して痛い目を沢山見たので…先輩がいるって本当に心強いです。私は欲しかった!)

ということで、独学無理かも…な方&独学をある程度やったから次のステージへ行きたいという方は、デザイントーストのカウンセリングへどうぞ~。
一方的に話を聞く説明会というよりは、皆さんの今の状態や目指すところ、キャリアなどから聞いてカウンセリングの上で、その方に合ったデザイン学習についてもお伝えします。
DesignToast カウンセリング体験説明会>

また、以前は夜21時~のレッスンに出席必須でしたが、
7月18日より動画で後から見返せるレッスンへとシステムが変わります。まとまった時間がとれない方にも、より時間の縛りがなくなりました

5月半ばまで、キャッシュバックキャンペーンもしてるので是非✨


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