読書日記65「ボクたちはみんな大人になれなかった」ー燃え殻

現代と90年代をいったりきたりするストーリーだ。
90年代の描写が自分にとっては印象的だった。自分か生まれる少し前のことのはずなのに知らないことがたくさんあった。なのに、懐かしいような感じもあって不思議な感覚になった。

主人公は20年前の恋人ことを忘れられない男性だ。何年も忘れられない人は自分にはいないし、昔の恋人のことを忘れられないのは女々しいことと思っていた。でも、そういう存在がいて、時々振り返るような人生も素敵だなと思った。

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